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ディズニーの英語システムのレビュー 1 「効果や使い勝手」

ディズニーの英語システム

幼児教材で人気のディズニーの英語システムを買いました。とはいっても、もう1年半弱の使用になります。 ここらで一度レビューを書いてみたいと思います。

ディズニー英語システムの効果は?

やっぱり一番気になるのが効果だと思います。
でも誰もが言うと思います。「長く使ってみないとわからない」。
でも、ここまでの変化はどうだったのかを書いてみます。

まず、買ったのはギリギリ1歳になる直前でしたが、しゃべれるようになるとすぐに単語は覚えました。
全部じゃなくていくつかですが、clap,stand up,bend down,turn around,walk,march…行動だとたとえばこんな感じで、言うとその動作ができるし、自分でも言えたりします。
食べ物ではやっぱり日常でよく登場するものはすぐ覚えます。apple,grape,banana,orange,milk…書いてみると、日本語の中でもカタカナで普及しているものばかりですね。
道具では、例えばbrush,mirror,pillow,window,bed,towel… あとは動物なんかもすぐ覚えます。

でもここまでは他の会社の教材なんかでも同じ様にたどり着く結果なんじゃないかと思います。 ただ日本語で言うものを英単語に置き換わってるだけなんですから。

ちなみに現在まで使っている教材は、DVDを流すことと、ミッキーのマジックペンセットというグッズです。

使い勝手

ディズニーの英語システム

で、ここから先長く使えそうかどうかが大事になってくると思います。 個人的な感想としては、「教材は、良い」と言い切ってしまっていい気がしています。

まずサンプルCDの第一印象は、やわらかいオリジナル音楽で耳触りがよかったので好印象を持ちました。それで、営業マンから電話が掛かってきた時も邪見にせず、「話を聞いてもいいかも」と思った訳です。
音楽はやっぱりDVDからもCDプレーヤーからもしょっちゅう流す感じになるので、やっぱりうっとおしくないものがいい。
ディズニーの英語システムの音楽は、こどもの声で柔らかかったり、ミュージカルっぽかったり、ロックっぽかったりと、まぁ飽きないようにいろんな雰囲気のがあるのがまず良いです。 あと演奏はフルートの音とかが入っていたりして、うまく言えないけど一様のデジタル音っぽくないのも結構好きです。

お古でもらったしまじろうのDVDから流れてくるオリジナルの歌とか聞いてると申し訳ないけど「なんじゃこりゃ!」ってあまりのチープさにイヤになったりしますが、ディズニーの場合はそういうのがないですね。
同じくベネッセで英語教材をトータル18万円くらいで購入した友達に見せてもらったものも、どうもチープ感が抜けないっていう感じで、ディズニーの英語システムと料金は全然違うけど今のところ「選択を間違えた!」っていう風には思ったことないです。

2歳5ヶ月の現状と葛藤

ディズニーの英語システム

これくらいの歳になると、急にかなりしゃべりだします。独りでおしゃべりするだけでなく、周りの人と会話ができるようになります。
そこで、これまであたりまえのようにappleと言っていたものが、みんなが「りんご」と言うのでやがてリンゴというようになりました。やっぱり日本語の方が覚えやすいのか、接する機会が多いのが一番とは思いますが、それはすごい速さで置き換わってしまいました。特に幼児用語は言いやすいので、「ぞうさん」「ちょうちょ」「ぶどー」とか言う方が好きみたいに見受けられます。

あとちょっと困るのが、たとえば子供の口でorangeと正しく発音できたとしてもなかなか大人には伝わらないっていうのがある気がします。周りの大人はきっと「みかん」と言いたいんだろう、なるべく聞き取ってあげよう、という配慮をもって聞いてくれるので「?」となってしまいます。
あるとき、「この子‘ウンチ、ウンチ’って言いながらみかん持ってきたよー」ってお友達に言われたことがありました。
また保育園に一時的に預けた時は、子供がgrapeと言っていたのに先生がおもんばかって「そうだね、ブドウおいしそうだね~」って教えてくれてたりするのを見かけました。

あとは、親の側にも葛藤があります。ディズニー英語のセールスマンからは、「3歳までに1日に3時間のインプットがネイティブと同じくらい」と聞かされていたのですが、最近、子供が童謡をどんどん覚えるので、ついつい童謡ばかり聞かせてしまいます。聞いてる間はゴキゲンにしててくれるし、それに童謡や手遊び歌を知ってると託児所なんかでやる機会があったら楽しめるだろうし、なによりもうれしそうに踊るのがかわいいんですよね。
あとはついついアンパンマンのDVDなんかを見せてしまいます。かなり真剣におとなしくしてくれるので親としては助かってしまいます。

英語環境づくり

そんなこんなで、生活の中での英語環境作りはなかなかタイヘンです。特に今は里帰り出産で実家に住んでいるので祖父母や叔父叔母との会話が急速に増えたという変化もあります。二人で日中ずっといっしょに居たときはかなり退屈だったのでCDをかけたりDVDを流したり教材で遊んだりとなにかとそういった時間は取れていたのですが、実家ではなかなかそうもいきません。

ディズニー英語のセールスマンいわく、「親は英語環境を用意してあげるだけでいい」といいます。とにかく、寝る前にCDかけたりちょっとした空き時間にカードで遊んであげたりと、これは親の努力項目としてやらないといけないと思ってます。まぁ、買ってしまえば全部うまくいくとは思っていなかったので、これは自分の中で問題ではありません。なんでも同じことが言えてしまうかもしれませんが、「使い倒せたら、安い」と思えています。

そんなわけで、教材を高く評価しているので今のところ満足といえます。(仮に効果がなくても「自分のせい」と思えるっていうところもあり)。
また、効果がどうのこうの以外に良かった点は、私のように、育児が楽しくてしょうがないと思えない部類の人にとっては、乳幼児とすごす日中は非常に長く、人生の中で停滞した時間に感じます。その時に一緒に教材で遊んでいると、少なからず「意味のあることをやっている」という自己満足感を得られます。「遊びながら勉強ができている」とか。ついでに「いつか親子で海外旅行に行く」という未来につながっているという希望にもなったり、「親子留学してやろう」という野望のための一歩であるような気もして、たいくつな日常に光がさしたりもします。
そんなふうに自分がかかわるときにも「教材に飽きない」「長く使えそう」「自分も楽しめる」っていう点から、「買わなきゃよかった」とは今のところなってない、という状況です

次回は、教材についての詳細や値段、それからイベントや保障制度などについて続きを書いてみたいと思います。