初心者のための登山とキャンプ入門

簡単で仕上がりも素敵な塗料、DIYの塗装にオイルステインとBRIWAX。

ブライワックスとオイルステインをテストした木材

オイルステインとブライワックスを使えば、少しの手間だけで木材がウソみたいにステキになります。このページではオイルステインとブライワックスの使い方、ブライワックスを使った塗装例を紹介しています。

アンティーク塗装・加工におすすめの本

木材への塗装が苦手というか面倒だという意識があって、何かを作る時はアサヒペンのスーパーメイクアップシートなんかを張って簡単に仕上げていたんだけれど、本で紹介されていた、オイルステインとブライワックスなどを使った塗装方法を知ってからは塗装が大好きになった。

と言うわけでまずは本から紹介させて頂きます。

スクラップメイドのインテリア

高い家具を買うつもりもなく、今あるものを工夫して何とか良いものに出来ないだろうかと探していたら見つけた本。端材や廃材、安っぽい家具なんかを工夫してアンティーク風の素敵なものにしてしまおう、という趣旨の本だと思う。そのアンティーク加工のためのテクニックや道具、塗料、作例なんかが紹介されている。特別にややこしい技術や道具は使ってなく、ほとんど塗装だけで物を変身させているので、お、やってみようかなと思わせてくれる。

この本を読んで驚いたのは、使用している塗料が初めて見るものばかりだったことだった。ブライワックスやバターミルクペイント、アンティークリキッド、クラック塗料などの興味をそそる名の塗料も初めて知った。下のリンク先で、それらの塗料のレビューや日記、作ったものを紹介しています。

BRIWAXとオイルステインを使った木材の塗装方法

という理由で、スクラップメイドのインテリアで紹介されていたブライワックスとオイルステインを使い木材を塗装してみました。やや途中を端折ってますがほとんど下記の手順通りで、簡単に素敵な仕上がりになります。

1. サンドペーパーで木材の表面を整える

サンドペーパーをかけていない木材

使用する木材は桧の端材。家具を作ってるお店で節の入った端材や薪の材料なんかを、大量でしかも安く購入することができる。きれいにカットされているけど表面はザラザラなので、サンドペーパー(紙やすり)を使って木の表面を整える。

サンダーを使用して木材の表面を整えた。使用したサンドペーパーは240番。

240番のサンドペーパーをかけた木材。
240番のサンドペーパーで表面を整えた桧の表面。
リョービのサンダー S-5000
【リョービ】サンダーS-5000。手のひらサイズで使いやすく音も静か。

2. 木材にオイルステインを塗る

リョービのサンダー S-5000

ブライワックスを塗る前にオイルステインで下色をつける。オイルステインは木材に着色するだけでなく、シーラー的な役割を持っているのでワックスがすごく効くようになる。使用したのはカンペハピオのオイルステイン「チーク」。このオイルステインはスクラップメイドのインテリアでも使用されていた。

使用方法は、いらない布でオイルステインを塗る。塗るというよりはささっと表面を染めるという感じ。むらになりにくく簡単に着色できる。そして5分ほど経ったら布で表面を拭いて馴染ます。

ワトコオイル、オイルステイン、ペイントうすめ液
真ん中が使用したカンペハピオのオイルステイン。左はワトコオイルのチェリーで右はペイントうすめ液。

3. BRIWAXを塗る

ブライワックスを塗った木材

ブライワックスも布で簡単に塗り、15分から30分乾燥させる。使用した色はチューダーオーク。
ブライワックスは一つ2000円以上もするので気軽に色を試すなんてことができない。と思いつつも、即効追加で2色を買い、現在はチューダーオーク、ジャコビアン、ミディアムブラウンの3種類もある。スクラップメイドのインテリアで紹介されていたミディアムブラウンがあまりにも良かったもんだから、試したくてついつい買ってしまった。

BRIWAX、上からチューダーオーク、ジャコビアン、ミディアムブラウン

けれどどうだろう、とりあえずミディアムブラウン、もしくはクリアーが一つあれば良かった様に思う。色や濃さなんかはオイルステインで決まる気がするから、ワックスが3つもあると選択肢が多くて逆にやりづらいと今は困っている。

4. ワックスを磨いたら完成

ブライワックスを塗り光沢の出た桧

タワシでゴシゴシしたあと布で磨いたら完成。
ザラザラとした桧の端材がツヤツヤになり、家具に使用されていても良いくらいな見事な仕上がりになった。ちなみにあらかじめ木の表面にクギなんかであえて傷を作っておくと、そこにブライワックスが入り込んでアンティーク風な味わいがでてくる。

ブライワックスとオイルステインの色見本

ブライワックスとオイルステインの色見本

ブライワックスとオイルステインの色見本のページを作りました。オイルステインは上ではチークしか使用していませんでしたが、こちらのページでは「新ウォルナット」、「ライトオーク」、「マホガニー」の塗装例を紹介しています。ブライワックスは「ミディアムブラウン」「ジャコビアン」「チューダーオーク」の3色を紹介しています。また両方を合わせた色見本、ワックスの下地材として最適なシーラー、シェラックのレビューもしています。

ブライワックスの塗装例

ホームセンターのSPFでテスト

オイルステインとブライワックスで仕上げた木材

ホームセンターで売っているSPF材を、オイルステインとブライワックスで仕上げたもの。下の猫の毛の様な柄はラワン。オイルステインのチークを重ね塗りしたり、それにワトコオイルのチェリーを混ぜたりして着色の仕方をテストしたもの。

ワトコオイルとブライワックスのコンビネーション

ワトコオイルとブライワックス「ジャコビアン」で仕上げた木材

ワトコオイルの「ダークウォルナット」のあとにブライワックスの「ジャコビアン」を塗ったもの。木材のヤスリがけが荒いので、凹んだ部分にブライワックスが入り良い感じになる。表面をきれいにまっ平らにすればピカピカになるけれど、ある程度でこぼこがあるとそれがまたいい感じの色ムラを作ってくれる。

バターミルクペイントとブライワックスとクラック塗料

バターミルクペイントの上にブライワックスを使用

ツールボックスの上にバターミルクペイントを塗り、クラック塗料を塗りまたバターミルクペイントを塗る。そして最後にブライワックスの「アンティークブラウン」でツヤとアンティークを感じさせる黄ばみを出した。こちらもスクラップメイドのインテリア で紹介されていた方法を使用した。
ちなみに、バターミルクペイントとブライワックスの組み合わせがすごく好きで、バターミルクペイントを使う時はほぼブライワックスを使用している気がする。バターミルクペイントの乾いた仕上がりがウェットになってすごくいい。ツヤもでる。

オイルステインとブライワックスと浮造り

ブライワックスとオイルステインで塗装した足置き

わかりにくいけれど足置きを立てた状態。材料は相変わらずヒノキの端材。木目を強調させる「浮造り」という方法を試した。塗装はオイルステイン、ブライワックスは「ミディアムブラウン」を使用した。オイルステインはやや濃すぎるので「ペイント薄め液」を使い薄くした。
浮づくりして塗装をするとよりいっそう木目が強調され、またひと味ちがう表情になるので楽しい。(下のリンク先ページの下の方で紹介しています。)

バターミルクペイントとブライワックス

バターミルクペイントとブライワックスで塗装したレターボックス

その昔ホームセンターで買った1500円くらいのレターボックス。もとは黒。カッコ悪いので買い換えたかったけれど、それももったいないので塗装した。バターミルクペイントの「オハイオカップボードブルー」を塗りサンドペーパーをかけ、ブライワックスのミディアムブラウンでツヤをだした。予定したよりもアンティーク感が強くでてしまったけれど、部屋にはよく馴染んでいると思う。ヤフオクに出したら1500円以上で売れるかもしれない。

机の天板の仕上げにオイルステインとブライワックス

ブライワックスとオイルステインで塗装したSPFの天板

ホームセンターで買った反ったSPF材をダボつぎし、がんばって鉋で表面を平にして机の天板を作った。仕上げは浮造りし、塗装は薄めたオイルステインのチークとブライワックスのミディアムブラウンを塗った。

ブライワックスとオイルステインのまとめ

オイルステインとブライワックスのコンビネーションは素晴らしい。ここまで簡単に、そこまで神経を使わずにこの仕上がりになるのは本当にありがたい。刷毛も使わずに布で磨くだけだから、靴を磨くのと変わらない気楽さがある。特にブライワックスはオイル系の塗料だけじゃなくバターミルクペイントとの相性もいい。シンプルに色を塗っただけの状態よりも、それをサンドペーパーで削り、そこにブライワックスを塗りこむと本当に素晴らしい質感になる。