初心者のための登山とキャンプ入門

グレゴリーのザック(バックパック)のジッパーの修理。料金と日数など。

ジッパーの壊れたグレゴリーのトリコニ60
ジッパーが壊れて閉まらないのでボタンを付けて応急処置している状態

ネパールのエベレスト街道をトレッキング中、グレゴリーのザック「トリコニ60」のジッパーが壊れた。壊れたのはアマブタのジッパー。アマブタの中に荷物をパンパンに詰め、むりくりジッパーを締めたのが原因。まあでも、ザックの使い方は一般的にこんなものだと思われる。これくらいで壊れる様ではいけない。
ジッパー自体ががザックかれ離れてしまったので自分で治すのは不可能。と言う訳でグレゴリー(サムソナイト)のカスタマーセンターに電話して修理してもらうことに。

カスタマーセンターに電話

2015年12月17日。電話する。

どうやらグレゴリーはサムソナイトに買収された様で話しがうまくかみ合わない。「トリコニ60」は当然知っているものと思い会話をするも「トリ・・・トリなんでしたっけ?」と対応の人は言う。ついでに言うと「アマブタ」が何かもわかっていない様子で、そこのジッパーが壊れていると伝えるだけで手間取った。恐らく規定の名称があり、それから外れたためにわからなかったのだと思う。

対応の人に聞かれた事はいくつかあったが、一番面倒だったのは「いつどこで買ったか?」ということだった。僕は楽天で購入していたので購入履歴を見つけだせたが、店頭で購入した人には大変なことだろう。レシートを持っている人もほとんどいないのではないだろうか。そんな感じで、何年何月、楽天の石井スポーツで購入したとまで伝えねばならなかった。使用回数を話したりと取り調べみたいだと思った。修理というと普通これくらいなのだろうか。

荷物の引き取りは、向こうが手配してくれるのでありがたい。電話した翌日には郵便局が取りに来てくれる。梱包も必要ない。でもそのザックの中に入れておくものがある。

  1. 購入履歴をプリントしたもの
  2. 修理申込書をプリントし、サインしたもの

の2点。2つ目に関してはファックスかPDFかを選ぶことができた。僕はファックスが使えないのでPDFをメールで送ってもらうことにしたが、メールアドレスを伝えるのが面白かった。確認のために対応の人がメールアドレスを反復するんだけど、「オーシャンの ”O”、イタリアの "I"」みたいな感じ。まあそれはいいんだけど「アンダーの "U"」はイメージしづらかった。アンダーって言われるとどうしても一瞬、 "a" を思い浮かべてしまう。外人か、と突っ込みたくなった。

話しがそれた。ザックの中には上記2点のものを入れておく。保証書やレシート、領収書等があればそれも入れる。僕は購入時の伝票があったので、念のためそれも一緒にいれておくことにした。

グレゴリーのザック修理依頼書

修理代金はジッパーの場合、15000円ほどかかることもあると言われた。それは見積もりが出てからでないとわからない。見積書の発行はリペアセンター到着後、10日~2週間前後かかる様子。長くなりそうなのでシーズンオフに依頼するのがいいと思う。

  • 翌18日、郵便局がザックを取りにくる。
  • 24日、修理の見積もりのメールが届き返信する

2006年1月7日、修理されたザック届く

佐川運輸の代引きで修理されたザックが返ってきた。料金は税込みで5,940円。この料金には往復の送料と代引き料金が含まれている様子。なので修理自体の料金は3000円ほどになる。

グレゴリーのバックパック 修理した止水ジッパー
グレゴリーのザック 修理した止水ジッパー2

ジッパーの修理は完璧だと思う。あらかじめついていた壊れた止水ジッパーを外し新しいものに付け替えてある。縫製も素晴らしい。なお交換されたジッパーは修理前の物と種類が違う。正直デザインは前の方が良かったけれど、ジッパーの開閉がかなりスムーズになったので満足している。

修理にかかった料金・日数、まとめ

  • 2015年12月17日 カスタマーセンターに電話
  • 2015年12月18日 ザックの集荷
  • 2015年12月24日 見積もりのメールが来て返信をする。
  • 2015年1月7日 ザックが届く

修理代金:税込み5,940円(送料・代引き料金含む)

ザックの修理は電話をしてから20日ほどかかったが、想像したよりも早く終わって驚いた。年末年始を挟まなければもっと早くなったとは思うが、混んでいればこれ以上に時間がかかるかもしれない。

比較的安い価格で、また短い期間でザックの修理が終わり一安心。
それにしても、今更だけどグレゴリーが買収されたなんて驚きだ。カバンはグレゴリーと思っていただけに少し寂しい。サイトに行けばグレゴリーのロゴすらもはや変わってしまっている。
今回のザック修理のほかに、ショルダーハーネスやウエストベルトのサイズも交換したいと思っていたので、在庫がなくならないうちに手に入れる必要がありそうだ。そして今後、今あるグレゴリーのザックを大切に使っていかなければならない。