初心者のための登山とキャンプ入門

インバカーゴからクライストチャーチへ

今日はクライストチャーチに行く日である。7時に起き朝食をとっとと食べ出発の準備をした。10時20分インバカーゴ発のバスは夜八時過ぎにクライストチャーチに着く予定。長丁場だ。

ネイキッドバスはいつも通りのマイクロバスかと思いきや、大型のバスだったので思わず乗り過ごすところだった。
バスはダニーデンで止まりそこからクライストチャーチ行きに乗り換える。ダニーデンには14時に着く。

どんだけ走っても景色はさっぱり変わらない。農場がひたすらあるだけである。小麦色した羊達が緑色に散らばっている。あまりにも羊がいすぎて、だんだん「ちねり」に見えてきた。「ちねり」とはよゐこの番組にでてくるやつ。そんなちねり達を見ながらひたすら走った。

ニュージーランドの高速バスは日本のものよりいい様な気がする。というのも、景色が楽しめるし街中も普通に走ったりする。高速の壁だけを見続けなければならない、ということはない。もちろん日本ものと同じ様に、適度にちょっとした所にも止まってくれるのでトイレにもいけるし、食料も手に入れることができる。しかしその都度ガイドの言う事が全くわからない。なので様子を見て動くようにしている。そしてクライストチャーチに着いた。

クライストチャーチに降り立った時の感じは好感触。街の中心にカテドラルスクエアというのがあるが、それがいい。スペインを思い出した。しかしなぜだろうか、人がいなくて寂しい。もう8時過ぎでみな寝てしまったのだろうか。店も閉まって人もいなくてなんだか不気味な感じすらして、夜道を歩くのが少しこわい。明日の朝には活気を取り戻すのだろうか。
宿は、エクセルシオールバックパッカー、というような名前のところで2泊する。ボロっちいがこれぞ安宿と言う感じがしていいいい。外観もいい。この辺いったいを見てまわっただけだけど、クライストチャーチには古いレンガ造りのような建物が多く残っている。明日歩くのが楽しみだ。しかし地震があったらしく、半壊しているような建物も多い。

夜飯は近くの良くわからない、ゲーセンのようなところで食べた。チーズバーガーとポテトとコーラのコンボを頼んだ。今日こそまともなものを、と思っていたのだが、めんどくさくて一番近い所を選んだ。しかしこの店は面白い。古い日本のアーケードゲームやピンボールがいくつかならんでおり、店内にはロックが流れ、壁にはスプレーでスケーターテイストの絵が描かれている。とても悪そうな店だが、こういう雰囲気は嫌いじゃない。チーズバーガーもポテトも予想より美味しく驚いた。

クライストチャーチのゲームセンター

部屋には中国人の女子二人がいた。オーストラリアでワーホリを1年して、いや、どれくらいしているのかわからないけど、ニュージーランドには3週間遊びに来たようである。久々のアジア人が嬉しく、仲良く会話をした。しかし、ワーホリをしていたとは思えない英語力。そして部屋では彼女たちの中国語が飛び交っている。なかなか風情があっていい。(1/20 end)