初心者のための登山とキャンプ入門

ウェリントンのクライミング仲間

今日は3月5日の土曜日。三日分の日記を書かなければならない。

木曜日は何をしてたっけ。そう、学校が終わるとアイヴァンとマチとアパートの2階のダイニングで勉強をした。んで5時くらいに終わってその後部屋に戻って英語の勉強をした。この日の宿題はとてもハードだった。やることはとても簡単なのだけれど、内容が僕に向いていない。難しい”問題”について考えなければならないのだ。例えば、スポーツハンティングの是非、安楽死の是非、軍隊の是非・・・など全14項目あった。僕は性格的に深く考えてしまうほうなので、この手の課題は向かないし、簡単に答えなど出せない。うーんうーんと悩み続け時間が過ぎていった。夜8時過ぎにアイヴァンがまた来たので一緒にマックを食って、そのあと二人で勉強会をした。アイヴァンと別れると部屋に戻り、また宿題の続きに苦しんだ。

金曜日は朝から疲れ果てていた。授業中に頭を支えるのも面倒くさかった。予定通り”難しい問題”に関しては生徒どうして議論するだけで終わった。しかし自分なりの意見をいくつか言うこともできたので結果としては満足している。午前で授業が終わると参加自由のカンバセーションクラスに出席し、くだらない事だけをいい場を濁し、それが終わるとアパートに戻って昼寝をした。

5時前に起きるとクライミングに向かった。この日はスイス人のフレデリックの最後の日なのである。お別れクライミングのつもりで参加した。金曜日で疲れ果てておりクライミングはめちゃくちゃであったが、三回目のウェリントンでのクライミングということもあり、自分があるクライミンググループの一つに属しているのを実感した。変な言い方である。まとめるとクライミング仲間ができた。ドイツ人やスウェーデン人中心のクライミング仲間ができたのである。特に何をしたわけではないが、フレデリックがどんどんとクライミング仲間を増やしていき、自然と僕も繋がりができた。フレデリックは旅にでてしまうが、僕は今後彼らとクライミングをすることができる。英語の勉強にもなるしありがたいことである。また一つ、学校とは違う場所で人と繋がる場所を持つことができた。

クライミング仲間

クライミングが終わるとアイヴァンのレストランで飯を食い、アパートに戻るとシャワーを浴びて、韓国人のキムからもらった映画を見て寝た。英語はさっぱりわからなかった。

土曜日。夕方頃起きた。部屋を掃除したり洗濯物をしたあと、英語の勉強をはじめた。夜飯はご飯とツナ缶、リブにもらった韓国のりで食べた。
飯とタバコ以外の時間はほとんど英語の勉強をしているが、部屋でひっそりと英語の勉強をしているのは好きなほうだ。身になっているかどうかはわからないが、英英やシソーラス辞書を使って単語を調べるのはなかなか楽しい。しかも日本語で勉強するよりよっぽど簡単である。例えば Intense なら日本語辞書で、強烈な、激しい、猛烈な、という風になっているが、シソーラス辞書だと Very strong, very great, extreme である。

さてそんなこんなで今日も終わる。明日で日本を発って2ヶ月になる。(3/3,4,5 end)