初心者のための登山とキャンプ入門

キンドルで英語の勉強

同室で、二段ベッドの上で暮らしているシンゴ君がヘッドフォンを買った。モンスタービーツのスタジオというモデルでとても高いが、とても良い音がする。
ちなみに僕らが知り合ってから今までアマゾンで買ったものは、僕はスピーカーとキンドル、シンゴはスピーカーと英語の文法の本とヘッドフォン。やっぱりネットショッピングは楽しい。海外からやってきたと思うだけで嬉しくなる。それに日本よりもオーストラリアよりもアメリカで物を買うほうが断然に安い。まあそんなこんなで僕らの部屋は電子機器だらけである。現代っ子なのだ。

まあここではキンドルの話し。前回キンドルの日記を書いたが、続きを書くのを忘れていたので、もうちょっとキンドルについてのディテールを書いてみようと思う。

何から書こう。そう、キンドルは全ての本のサンプルを読む事ができる。なので購入する前に内容と、英語の難易度を確かめる事ができるのだ。これがなかなか役に立って、とりあえず欲しい関連の本のサンプルを全部キンドルに落として、全部確認してみて、そこから実際に購入するという事ができる。しかしこれも完璧とはいかない。サンプルの量が本によってまちまちなので、ページ数が少ない本なんてイントロダクションだけでサンプルが終わってしまう事がある。内容に辿りつかずに終わってしまうのだ。なのでこのような場合は判断するのが難しい。
そしてこの方法を利用して試しに本を買ってみた。値段は通常の本より1ドル安かった。この本は登山やアウトドア活動でのファーストエイドについてかかれている本。サンプルを見て、また他のファーストエイドの本と比べて読みやすいなあなんて思って買った。キンドルからキンドルストアに直接行ってこの本を購入。ワンクリックだけで購入でき、一瞬にして自分のキンドルにダウンロードされる。本当に便利である。

しかしどうであろうか、本の入り口の英語はまあまあ読みやすいものの、ページが進むにつれどんどんと文章が難解になってきた。初日に3時間くらい通してこの本を読んでみたが、わからない単語が、数えてはいないが100個はありそうであった。読み進むにつれてどんどんとしんどくなってきた。サンプルを読んで一生懸命吟味をしても、結局はこうなる運命である。しかし、これが入り口なのである、とも思う。これを繰り返さなければならないのだし、この本は簡単な方だとも思う。
こう思うと、まだまだ知らない英単語が世の中には沢山ある。もちろん文章のパターンもである。僕はまあまあ英語の文章読めるんじゃん?なんて最近思っていたけど、全然まだまだである事を思い知らされた。まあしかし、読むことを繰り返して、続けていればいつかは読める様になるであろう。昔読めなかった英語は今は読めているのだから。
ちなみに、わからない単語にはアンダーラインをひくことができ、のちのち確認することができる。

そう、キンドルの機能の話し。英辞郎という英和の辞書を買ってキンドルに入れた。もともとキンドルに入っている英英の辞書が僕には難しすぎたのだ。わからない英単語が多い中、わからない英英を使って考えるとストレスが溜り、しまいには読むことを放棄するのではないか、と考えたのだ。英辞郎は1400円もしたと思うが、買って良かったとつくづく思う。英辞郎がなければ、僕は購入したファーストエイドの本を読む事を挫折したであろう。

また前にも書いたかも知れないが、日本の昔のいくつかの小説はタダで読む事ができる。青空文庫と呼ばれるサイトからPDFをダウンロードできるので、それをキンドル様に変換してキンドルに入れれば良い。夏目漱石とか、太宰治とか、まあそんな時代の本はただでダウンロードすることができる。画面もきれいで見やすい。
いずれは日本の書籍が全てキンドルに対応するようになって、司馬遼太郎とか、今なら深夜特急なんかを入れておくと、旅をもっとエンジョイ出来るようになるかもしれない。 (6/24 end)