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登山でのおいしいお米の炊き方

お米の炊き方

登山でもおいしくお米を炊こう!

山でのお米の炊け具合は食事の満足度を決定します。米が炊きあがるまでの約20分、担当をしっかりきめて気合いを入れて火を見守りましょう!
米は洗わなくてよい無洗米がベストです。これなら米のとぎ汁で山を汚すのが気になるくらいの超自然愛護家の方にも安心です。米を誤って流して罪悪感を感じることもありません。

◎必要な道具

  • お米と水
  • ストーブ
  • コッヘル(クッカー)
  • ガスカートリッジ(燃料)
  • ぐんて
  • ライター

道具の説明は「登山の料理道具と食事道具」でしています。

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おいしいお米の炊き方、手順

1. お水の計り方

炊飯用の水を計るためだけに計量カップを持っていくのはナンセンスです。自分の使う食器のコップなどに計量カップ1杯分の200mlなど、目印をつけておくと何かと便利です。粉ココアやスープを溶かす時などにも目安になって役に立ちます。私はアルミのコップの内側に200mlの目印をナイフで付けています。プラスチック製の食器なら、外側にシールや油性マジックなどで書いてもよいでしょう。

2. お米の量

お米は1食分ごとにビニール袋に分けて持っていきます。私は、男性は1食1合、女性は0.5~0.75合を目安にしています。男性が1人、女性が2名の1食分なら約2合を1食分としてビニールに入れていきます。お米1合=150~160g。水の量は米の重量(g)×1.2倍、無洗米の場合は1.45倍が適当です。つまり1合の無洗米に対して230mlとなります。さきほどの200mlのカップに1杯と4分の1程度のお水となりますね。

無洗米1合 220~230ml
通常米1合 180~190ml

3. 炊き方のポイント

山では標高が高くなるにつれ気圧が低くなり、すなわち沸点が低くなります。お湯は100度に行かずに沸騰してしまうわけですから、米をはじめそばやそうめんをゆでるなどのデンプン系は、よくよく注意しないと粉っぽさが残る場合があります。そして米の場合は芯が残ってしまう場合もあります。また、風や外気の低さが火の強さや鍋の温度に影響しますので「芯飯(しんめし)」を防ぐために以下のポイントが重要です。

  1. 可能な限り米を長く水に浸しておく。芯飯の発生を防ぎます。
  2. 風の当たらないところで炊く。火の調節が命です。
  3. 鍋とフタとのスキマを無くす。フタの上に缶詰など重石を置いて圧力と鍋内の温度を保ちましょう。
  4. 時間をキッチリ計って火の調節をする。
  5. フタを開けてチェックするときは瞬間的に終わらせる。鍋内の温度を下げるのは厳禁です。

4. お米の炊き方

上記のポイントを守って以下の手順で行いましょう。両手に軍手をはめることを忘れずに。テント内で炊く場合は吹きこぼれ用に雑巾があるとよいでしょう。また、コンロの燃料が20分分もつかを確認して、スタートです。

  1. ストーブの最大火力で吹きこぼれる直前まで火にかける。
  2. 吹いたらサっと鍋を持ち上げる(吹きこぼれるすぎるのを阻止するため)
    湯気がウデにかかると超熱いので注意!
  3. ストーブの最少火力で20分、そのまま放置。
    火が消えるか、消えないかくらいの火力。消えてないか時々チェック。

以上です。ポイントを守ってこの通りに炊けば3000mくらいの標高でもほぼ、うまく炊けます。食べるまでに時間があるならタオルなどに包んでおけば保温もされてさらにヨシ!です。「炊き終わる最後に10秒最大火力で水分を飛ばす」という説もありますが、鍋が焦げて洗うのが面倒なため、べつにやらなくてもよいと思います。

5. 芯飯ができてしまったら

万が一芯飯ができた状態で鍋内に水がなかったら、お湯(なければ水)を少し足して鍋の中を一度沸騰させ、同じく沸騰後最少火力で5分くらい様子を見ながら炊き続けます。あれば日本酒を少し入れるとよい、という説もあります。要は、「吹いて(沸騰して)から20分」の状態を延長するのです。一度沸騰状態に持っていくことを忘れないでください。

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