初心者のための登山とキャンプ入門

ゴローの登山靴「S-8」日記

ゴローS8イラスト

巣鴨にあるゴローで登山靴を買った。
「S-8」というモデル。登山靴は2足目になるが、購入した理由は厳冬期以外の冬山に行けること、そして以前からゴローの様な重厚な革張りの登山靴が履いてみたかったということ。

と言うのも、僕の姉がオールレザーの、ゴローの様な革張りの登山靴を履いているのだけれど、それをかれこれ15年以上も履いているのをずっと見続けている。ソールを張り替えながら。
物を長く使っていけるって素晴らしいなと思っていたし、そういうスタイルに憧れもあった。

という事でゴローのS8と長い長い付き合いが始まろうとしている。 なんとなく面白そうだったので、僕とS8で起こった出来事を日記につけて行こうと思う。
ゴローの靴の購入を考えている人の参考になったらなあと思います。

2012年1月7日:ゴローのS8を買う

巣鴨のゴロー

1月末に八ヶ岳は赤岳に登山、という事が急遽決まり、僕は登山靴を探していた。今までキャラバンのかなりライトな登山靴でがんばっていたけども、さすがにそれじゃあ雪山は無理だろう。
4万くらいで雪山に行ける重登山靴を探していたが、その中でゴローの登山靴「S-8」が浮かんできた。

巣鴨のゴローに行き尋ねると、どうやら1月の赤岳でゴローのS8は履けるようだ。「暖かくはないが赤岳くらいなら大丈夫」との事。

早速購入しようと思ったが、セミオーダーで注文すると納期はだいぶあとになる。という事でセミオーダーにはせず完成品を買う事にした。履き心地も悪くなかったし、問題がでてきてもまあ何とかなるだろう、と言う思いもあった。

ゴローのS8は3万3600円。防水ワックス×2、栄養ワックス×1、豚毛のブラシ×1 、そして赤い靴紐。 靴以外の小物の合計は3000円程度になった。

ゴローのS8購入直後

家に帰ると早速S8に防水ワックスを塗る。この作業を繰り返し続ける事で、靴の防水性が上がってゆくようだ。
そして今回がその記念すべき1回目。買ったばかりのきれいな薄い茶色のバックスキンの様な皮に防水ワックスを塗りこむ。そしてS8は写真で見るような黒っぽい靴となる。

ゴローのS8 一回目のワックスがけ終了

初回でチューブの約7割のワックスを使う事になる、とゴローの店員さんはおっしゃっていたが、僕は半分も使わなかった。「薄く塗る」のがポイントだったので、薄く塗る様に心がけた結果こうなった。
少なすぎたかと気になったが、まあこれで良いだろうと言う事でワックス塗りは終了。

1時間くらい適当に放置してからブラッシングをし、そしてS8に購入した赤い靴紐を装着し、記念すべき第一回目のワックスがけは終了。この作業を今後ずーっと続けていくのだろう。
でも靴磨きは嫌いじゃないって事がわかった。

防水ワックス、栄養ワックスを塗る場所

ベロと足首以外の見える場所には全てワックスを塗っている。靴紐が当たる皮の素材が違う部分ももちろん塗ってるし、「コバ」にも塗っている。

靴の内部、ベロや足首のクッションなどには栄養ワックスのみを塗るようだ。栄養ワックスは10~15回程度履いた後に塗ると言う事なので、まだまだ先になるだろう。

ゴローで買ったワックスとブラシと靴紐

1月12日:グリベルの12本爪アイゼン(エアーテック・ニュークラシック)をS8に装着

S8とグリベルのアイゼン、エアーテックニュークラシック

雪の赤岳を登ると言う事でアイゼンが必要になった。12本詰めのアイゼン。さかいやと石井スポーツで相談したところ、グリベルのエアーテックニュークラシックをおすすめされたのでそれを購入。
アイゼンの素材はクロモリで重いのだけれど、減りにくいので長く使えるとの事。

ゴローのS8は片足約1000グラム。エアーテックニュークラシックは450グラム。あわせて約1500グラム。恐ろしい数字だけどそこまで重くは感じない。S8が1キロを超えている時点で感覚が麻痺しているのかもしれない。

1月13日:高尾山で登山靴を慣らす

高尾山近くの公園とS8

S8の慣らしのため近所で数回履いて歩いいたけど、赤岳本番前に実際に山を歩いた方が良さそうだったので高尾山で登山をした。ソックスは厚手と中厚の2重。

以前使っていたキャラバンに比べてゴローのS8は倍近い重さになったけれど、それでも重たいと感じる事はなかった。もちろん筋肉は余計に使っているとは思うけど。
でも重たさは感じないものの、中が広くて柔らかいキャラバンの靴から、S8のガッチガチの靴になったから歩きにくさはある。

というかこれが登山靴の履き心地なのかもしれない。キャラバンはどっちかと言うと、ちょっとゴツくて重たいバスケットシューズの様な履き心地という印象だった。靴紐をどれだけ強く結んでも足首は自由に動いた。なので普段履いているスニーカーの延長線の様な感覚で履いていた。
そう言ったわけでS8の履き心地とは全然違うし、キャラバンの様な感覚で山を歩く事はできない。硬い靴には硬い靴の歩き方があるようだ。

どちらが良いかと言うと、どちらにも良し悪しがあると思う。でも好みで言えば、僕はS8の硬い感じが好きだ。足首ががっちりキメられると安定感もあるし楽だ。特に靴のベロが効くので体重をあずけられるところがいい。

岩場で硬い靴はどうだろう

すごく良い感じで履けているS8だけど、やや不安があるのが岩場での登山。2000~3000メートル前後の岩場で自分がどの様に歩けるのかがわからない。これだけ足首をがっちり固定してしまうと歩きづらいかも知れないという気もする。
岩場は柔らかい靴が良い、という人もいるけどその気持もわかる。さて、一回試してみないとだめだな。

1月23、24日:八ヶ岳 赤岳登山

S8にアイゼンを装着 アイゼン壊れる
壊れたグリベルのアイゼン。リコールがあったが、リコール対象商品を買ってしまったようだ。

初日は美濃戸口から行者小屋まで歩いた。
行者小屋ではテント泊。ゴローを履いて初の本格的な登山で、初の雪山。距離も短く標高差もない登山だったけれど、最高に疲れた。

原因は歩くペースと、あとはやはり雪の上を歩いたからだろう。慣れない雪で余分な筋肉を使ってしまったと思う。登山中に足が重すぎてゴローを買った事を後悔したくらいだ。それくらい疲れた。
寒さはどうだろうか。止まっていると指先が寒く感じる事もあるが、歩き始めればちょうど良い温度になった。

二日目はアイゼンを履いて赤岳にピストン。前日の事もありゆっくりと登った。足の寒さと言えば、早朝にS8に足を入れた時(テントの中で保管)は冷たくてびっくりしたけど、歩いたらすぐに暖かくなった。赤岳の山頂に着いた時も寒さは感じなかった。
そして前日とはうってかわり楽に下山ができた。S8も軽くフィット感も良かった。

アイゼンもガッツリとついていたのでS8の履き心地とか良くわからなかったけれど、まあ問題なく登山ができたんじゃないだろうか、と思う。
アイゼンを付けて片足1.5キロという経験した事の重さだったけど、振り回される事もなく安全に岩場を楽しめたと思う。寒さも問題がなかった。

4月20日:カカトが痛くなる

久々の登山。高尾山から景信山まで歩いた。高尾山の1号路から登ったのだが、登り始めてから20分ほどで両足のカカトが痛くなった。
カカトが上下に動いて擦れるというのではなく、カカトがつっぱって痛くなる。足首の靴紐を強く締めすぎているのだろうかと思い緩くすると、靴が足にフィットせず歩きづらくなった。甲の部分を強く締めて固定するも、今度は足の甲が痛くなった。

靴紐の結び方が原因だろうか、それとも歩き方だろうか。あるいはソックスを2重にして履かなかったのがカカトの痛みの原因かもしれない。

4月28日:カカトは痛いが、ゴローの素晴らしさに気づく

どろんこのS8

今度はソックスを2重にして、奥高尾は城山から陣馬山まで歩いた。しかし20分も急勾配を登れば結局カカトは痛くなった。急勾配でなければカカトの痛みはないのだけれど。

今回思ったのは、ソックスは確実に2重にして履くべきだと言うこと。2重とそうでないものの差がはっきりとわかった。
2重で履くとフィット感が断然に良くなる。登山を開始してから数時間後にバシッと足にフィットする時間があったけど、その時は、極端な言い方になるけど裸足の様に軽かった。
S8を履いてどこまでも歩きたいと思ったし、脱ぎたくなかった。前回のキャラバンでは感じた事の無い感覚だった。「これがゴローか!」とこの時始めて思った。カカトも痛いし、足の甲も痛いけど。

5月5日:インソールをスーパーフィートから変えてみる

石老山登山。”スーパーフィートのインソールを履きゴローの靴を履くとかかとが痛くなる”という様な文章をネットで見つけたので、インソールをキャラバンのものにして登山をした。
確かに、スーパーフィートのカカトの厚みはかなりある。

結果は前回と変わらずカカトが痛くなった。インソールをスーパーフィートからノーマルなものに変えようと、何ら変化がないようだ。
万策尽きた。これ以上僕がカカトにしてあげられる工夫はない。ついにゴローに行く事にした。

5月9日:ゴローでS8を調整

巣鴨のゴローに行く。店員さんに僕のS8を見せると「すごく良く手入れされている」と言われ嬉しかった。

僕の状況を告げ左右の靴のカカトを調節してもらった。そして足の甲の部分もハンマーで叩いて薄くしてくれた。
履いてみるとカカトの引っかかりも少なくなったように思うし、足の甲への圧迫感は完全に少なくなった。これは次の登山が楽しみだ。

5月12日:カカトと甲の痛みを感じず

黒くなりつつあるゴローのS8
5月12日のS8です。この写真はかなり黒く見えてしまっていますが、実際、以前と比べるとかなり黒くなったと思います。ブラッシングをがんばることでテリもでてきました。

以前登ったのと同じ城山のコースを登った。驚いた事にカカトが痛くない。急勾配の登山道を登り終えてもカカトが痛くなる事はなかった。
気になると言えばカカトのつっぱり感。つっぱる感じはややある。今回は2時間も登っていないけど、6時間登ったりするとカカトはどうなってしまうのだろうか。痛くなるのだろうか。

足の甲の感じも良い。特に右足のフィット感は素晴らしく快適だった。
左足はやや甲の部分にあたり嫌な感じはあった。靴紐を調節するか、それでも気になるならもう一度ゴローに行って見てもらうとしよう。

とにかくこれでカカトの問題は終わった様に思うが、次は長い登りで、しかもテント泊の装備で登山をしてみよう。どうなるだろうか。

スーパーフィートは歩きやすいとわかった

スーパーフィート グリーン
スーパーフィート・トリムフィット・グリーン・インソール

そう、それとスーパーフィート。前回はキャラバンのインソールで登山をしたが、今回はスーパーフィートに戻した。というのもゴローでスーパーフィートを入れて調節してもらったからだ。

そして今回またスーパーフィート履いて感じた事は、非常に歩きやすいということ。今まで何も考えずスーパーフィートを使用していたが、キャラバンの後に使用したら違いが良くわかった。
違いの説明をうまく出来ないが、足の裏がきちんとした状態で地面に着地している気がする。なので歩き方のバランスも良くなるし、それが疲れを減らしている気もする。

5月22日:S8で細かいステップに立てた!しかし甲がやっぱり痛いか。

ゴローとゲーター

奥多摩で登山をしてきて、道に迷って、最終的にものすごい角度の山道を降りてきた。その時に岩場もあってクライミング的になってしまったんだけど、思いのほかS8が良かった。細かいステップにも立つ事ができた。
ゴローを履いていたから無事下山出来たとも言えるかもしれない。

でもやっぱり足の甲が痛いかな。下りの傾斜が急であればあるだけ靴紐をしめたいから、その時はどうしても甲の部分をきっくしめなければならなくなる。そうなると痛くなってしまう。我慢すればできるけど、この痛みがなくなればどれほど素敵だろうか。

5月23日:コロンブス ハリスブラシ472を買う

コロンブス ハリスブラシ472

気のせいかも知れないが、ゴローで購入した豚毛ブラシのコシがなくなってきた気がする。と言うことで新しいブラシを購入することに。

靴のブラシも探してみるとピンからキリまであって悩んだが、とりあえず高いものを使ってみようということで1200円の豚毛ブラシを買った。コロンブスと言う名の日本のブランドのようだ。「良質な豚毛を使用しているので長く使用できます」と書いてあった。

新品だからかもしれないが、毛のコシはあると思う。数回使ってみないと何とも言えないけど、今のところ磨き感には満足。気持ちが良い。またブラシの一方のサイドが持ち上がっているので細かいところが磨きやすく、また疲れたら持ち方もかえることができて便利だった。

コロンブス ハリスブラシ472
【Columbus コロンブス】ハリスブラシ472

ただし抜け毛が激しかった。あるいは黒毛だから目立っただけかも知れない。次回以降、どれほどの抜け毛があるだろうか。

5月24日:ゴローでS8のベロのスポンジを抜いてもらう

ゴローに行き、S8のベロのスポンジ抜きの依頼をした。甲の痛みをなくすためだ。1週間くらいでできあがるそうだが、僕が取りにいけないので次にS8と会えるのは一ヶ月後になる。

カカトを広げてもらったりスポンジを抜いてもらったり、ゴローの店員さんにはお手数をかけっぱなしで申し訳ないと思う。でもこれがゴローの魅力だとも思う。アウトドアショップで海外ブランドの靴を買ったらこうも行かないだろう。靴の中を広げてもらう事はできるかもしれないけれど。

さて、S8はどんな履き心地になって帰ってくるのだろうか。すごく楽しみだ。

6月22日:S8のベロのスポンジ抜き終了

1週間で終わるベロのスポンジ抜きであったが、本日ゴローにS8を取りに行って来た。約一ヶ月ぶりのS8との再会だ。

S8のベロの中にはスポンジが入っているが、甲のあたる部分のスポンジだけが綺麗になくなっていた。履き心地はまだわからない。実際に山で長時間履かないと何とも言えないので、家で試す事すらしていない。今月末に軽く山に登る予定なので、そこでテストしてみる予定だ。

すごく楽しみ。でももしこれでも痛かったら、この先には何があるのだろうか、という不安も無いわけではない。

6月27日:ベロのスポンジ抜きの効果あり

ゴローのS8 編笠山にて

ベロのスポンジを抜いたゴローのS8を履いて南八ヶ岳の編笠山に登ってきた。

甲の部分の靴紐を強く締めなかった事もあるけれど、今回の登山で甲が痛くなる事はなかった。ベロのスポンジ抜きは効果があったのかもしれない。
まあでも荷物の少ない登山だったし、歩行時間も四時間と少しくらいだったのでまだまだ何とも言えない。荷物が多ければもっと靴紐を締めたくなるかもしれない。

でもこうやって甲の痛みが改善されてくると、今度はカカトの痛みが気になってくる。一度調節してもらったので遥かに痛みは減ったが、それでもちょっと痛い。我慢出来ない事はないが、これがなくなったら最高、と何度か思った。

今回の編笠山登山は、S8を履いて初の岩歩きとなった。とても良かった。足が守られている安心感で帰路はガンガン下れたし、アウトソールも硬いので岩の上が非常に歩きやすかった。アルプスでも問題なさそう。むしろアルプスで生きそう。夏が楽しみだ。

さて、もう一度カカトを調節してもらいにゴローにでも行こうか。でも、そんなに広げてしまっても良いのだろうか。逆にフィット感がなくなったりして、なんて事も思ってしまう。

7月4日:登山用靴下3枚履いてみる

Phdのヘビー クルー

自宅で靴下3枚履いてS8を履いたところ、なかなかフィット感が良かったので登山で試してみた。フィット感は良好。すごくいい感じだった。しかししばらく歩くと両足の小指が痛くなった。やっぱり靴下3枚ってのは厚過ぎたのだろう。厚手、厚手、中厚の組み合わせなのでなおさらだ。

ちなみになぜ3枚履いてみようかと思ったかと言うと、僕の登山用の靴下は履きこんでいてロフトがなくなっていたから。減っていたクッションの代わりに3枚履いてみた、ということです。
フィット感はすごく良かったけどつま先が厳しい。それと暑い。でもPhdの新しい厚手の靴下、ヘビーのクルーを買ったので、今度はそれで2枚履きしてみようと思う。 かなりふわふわなのでいい感じ。新品2枚履きならさらに良さそうなんだけど。

Phd スマートウール ヘビー クルー
スマートウール PhDアウトドアヘビークルー

そう、それとベロのスポンジを抜いたS8。すごくいい。登山中も下山後も足の甲が痛いと思う事はなかった。やって良かったと思う。ゴローさんありがとうございます。

2013年 3月10日:S8に栄養クリームを塗る

栄養クリームを塗ったゴローのS8

”10~15回お手入れを繰り返したら栄養クリームを塗る”と、ゴローで頂いたお手入れマニュアルにある。ということで、多分10回以上は履いたので栄養クリームを塗った。それと、冬場で靴も乾燥している気がしたのもある。

それが原因かはさだかでないけれど、最近ゴローを履いてみたらすごく調子が良い。足全体をしっかりと包み込んでくれる感じで、履いているとどこまでも歩きたくなる。

靴紐の結び方は、今は上の写真の様な感じ。甲高の足のため甲はきつくしたくないので、そこだけは靴紐を締め付けない様にしている。でもつま先の方は締めたいので甲のあたりで一回靴紐をロックしている。厳密にやったらもう一つつま先側の紐をロックし、もう一回足首の方でロックした方が良いのかもしれないけれど、今のところこの感じで調子いい。靴下は上で紹介したPhdの厚手と中厚の二枚。インソールも変わらずスーパーフィート。

2014年7月30日:コロニルのスポーツワックスが廃盤になったのでゴローオリジナルの防水ワックスを買う。

富士山を登ってカサカサのゴロー S8

全然日記にはしていないけれど、S8を履きたくさんの山を登った。西日本の山、南アルプス、北アルプス、もはやゴローのS8は自分の足の一部になりました。

まあ重くはあるけれど、以前に感じていた様な足の甲やカカトの違和感は全くない。むしろ履いていると安心感と守られている感がある。
そして久々の登山は富士山。富士宮ルートと御殿場ルートを歩いてきた。御殿場ルートの砂走りでは靴がカサカサになった。

ということで栄養ワックスと防水ワックスを塗ろうと思ったけれど、防水ワックスは使い切ってカラカラ。たぶんネットで探してもコロニルのスポーツワックスは買えないだろう。以前買おうと思ったのだがどこの店でも売れきれで、恐らく廃盤になったと思われる。ということで巣鴨のゴローに行った。

コロニルのアウトドアアクティブレザーワックス
コロニル・アウトドアアクティブレザーワックス

店員さんに尋ねると、案の定スポーツワックスは廃盤になり、代わりに防水と栄養がハーフ&ハーフの「アウトドアアクティブレザーワックス」という名の商品になったようだ。

そしてそれとは別にゴローオリジナルの防水ワックスが販売されていた。以前からあったのかはわからないが、こちらはスポーツワックスと同じ様に防水に重きを置いたワックスのよう。まあなんでも良かったというか、goroと書かれた味のあるワックスのラベルが気に入り、それを買うことにした。

ゴローのオリジナル防水ワックス

塗りすぎると固くなるので薄くのばすように、とのことだった。

2016年6月22日:全然記録をつけていなかったので

スポルティバのトレランシューズ
スポルティバULTRA RAPTOR  ウルトラ・ラプター

ここのところ山に登っていない。
山登りらしい山登りというか、トレッキングだけれど、最後にやったのはネパールのエベレストトレッキングな気がする。約20日間。でもその時は残念ながらゴローの登山靴は履かずに上の写真、スポルティバのトレランシューズと防水ソックスで歩いた。

理由は海外でゴローを持ち歩くのはいささかしんどいこと、荷物が少ないのでトレランシューズでも問題がなかったこと。結果トレランシューズで大正解だった。

それ以来、僕はハイキング程度しかしていないのでトレランシューズばかり履いている。重たいザックで岩場歩きなら確実にゴローを履くだろうけれど、その機会はまだやってこない。