初心者のための登山とキャンプ入門

旭川で戸建ての賃貸#4
おまけ:ダンナがおじけづいた

旭川から見える景色

ダンナがおじけづいた

決まったと言っても、実は契約の前にもうひともんちゃくあった。

「旭川に決まったよ」と言ってきただんなが同時に「でもさやっぱり、戸建って心配じゃない?マンションの方が良くない?何よりも、見ないで決めるっていうのが、ちょっと普通じゃないよ」と言い出した。

ナニ言ってくれちゃってんの?ムリ言って、申込書もなんにも書かない口約束だけの状態で大家さんに話しつけてもらって、なんとか待ってもらったんだよ。人として裏切るわけには行かないよ。 そう言っても、納得しない。

しかも、具体的にひっかかる理由は無い。社内で、戸建てを借りようとしているアウェイな状態に不安がいっぱいということか。

だから、一度見に行くという。

そういうことで翌日、契約に行くという前提で「下見」に行った。
万が一現地を見て「マンションじゃなきゃダメだ」と結論したら、謝って、同じ担当者からその場でどこでもいいからマンションを契約してくるように言った。

ついでに「飲み会の時に歩いて帰りたい」というようなことも、いまさら急に言い出した。 それについてはすぐに撤回したけれども、そんな訳でダンナは旭川へ旅立った。
本当は忙しいから日帰りするつもりだったが、旭川に着いた飛行機は30分後には離陸するような、つまり名古屋からは1日1便というダイヤしか無かった。

そして2月25日、不動産屋さんの営業マンと待ち合わせして家を見せてもらったダンナからは「文句の付けようがありませんでした」とメールがあった。

想像以上に気に入ったらしかった。
ダンナいわく、営業マンは到着するなり「これはいい~!!」と絶賛したらしい。

何はともあれ、この方のおかげで今の家を借りることができ、旭川もとても気に入ったので感謝している。

窓からの景色

物件探しの時にもう一つ「あわよくば」と望んでいたことがあった。窓からの、大雪山の山並だ。 でも物件に「窓からの山の眺めが最高」とか、そういったコメントは殆ど見ない。

以前名古屋で物件を探したとき、結局あきらめた物件に最後まで未練が残ったのが、窓から見える山並みだった。建物は小高い場所にある9階。築年数は古めだったけど、リビングの床まである掃出し窓から見える山並みは最高だと思った。

例のすばらしい営業マンに、一応聞いてみた。

「窓からの眺めとかって、物件情報にあまり書いていませんけど、どうしてなんでしょうか。大雪山とか見えたら良いなあと思うんですが」。

そうですねえ…営業マンはそんなことですか、というような意外そうな声を出して答えた。
「僕らにとっては振り返ればそこに山があるって感じですからね~あんまり家の窓から見えるとかっていうのは、たしかに気にしませんね~」と。

そんなカッコイイ理由か?って少々腑に落ちなかったけど、今、住んでみて思うことがある。

たぶんだけど、山が見える日が少ないからじゃないか。
実は偶然にも借りた家からは大雪山の山並みがきれいに見えるのだけれど、実際は曇っていて見えない日のほうが多い気がする。
雪が降る時期になるとけっこう毎日曇っているし、その他の季節もなんだかんだ小雨がふったり、とにかく関東のようにスカっと濃い青空が見えるっていう日は少ない気がする。

たとえば長野とかに住むなら「窓から北アルプスが見えるかな?」とかって、借りる側は気にかけるんじゃないだろうか。 それくらい重要な存在感だし、本州では特別に天気が悪くなければだいたい山が見えていた印象がある。
でもこちらは、雲の中にいることが多い気がする。完全に肌感覚ですが。

別のページでは、実際に住んでみて知った電気代や町内会費や雪かきのことを書きます。