初心者のための登山とキャンプ入門

キャンプサイトのレイアウト

キャンプ場のイラスト

機能的なサイトのレイアウトを考える

キャンプサイトのレイアウトは主に、テント、タープ、キッチン、車の4アイテムで構成されています。その4アイテムを駆使してキャンプサイトのレイアウトを決めて行くわけですが、各アイテムの違いによってもレイアウトを変えて行かなければなりません。
例えばタープがヘキサゴン型かレクタングラー型かどうかでも変わってきますし、テントがドーム型かロッジ型かどうかでも変わります。そしてこれらの要素を含んだ形で、天候に左右されないサイトレイアウトを考えるのが、キャンプサイト作りの重要なポイントになります。

下記のレイアウト4パターンは、ヘキサゴン型のタープ、ドーム型テント、そして車とキッチンを使用した良くあるレイアウトです。しかしこれらはサイトレイアウトの一例で、自分の持っているキャンプ用品やサイトの状況、その日の天候などでレイアウトをアレンジする様にしましょう。
サイトの中心となるのはタープ。景観や風向きを考えて、まず最初にタープの位置を決めます。その次に車、テントと配置すれば良いでしょう。キッチンや焚火台は安全のために風下に置くのが基本です。

キャンプサイトのレイアウト4種類

1. 基本のキャンプサイトのレイアウト

キャンプサイトのレイアウト1のイラスト

少ないスペースでテント、タープ、車の移動が円を描く様に作られます。車を風除けにしてキッチンや焚火台は風下に独立して設置しています。

2. 独立性を重視したキャンプサイトのレイアウト

キャンプサイトのレイアウト2のイラスト

リビングの三方向から、車、テント、キッチンで囲み、もう一方から眺望を楽しむスタイル。車をパーテーションにすることで、独立性が生まれます。

3. 機能性を重視したキャンプサイトのレイアウト

キャンプサイトのレイアウト3のイラスト

車をサイトの中心に置き、テントを車のサイドドアに、タープをバックドアにつけるスタイル。車を荷物置き場として活用する時に便利なレイアウトです。

4. 開放性を重視したキャンプサイトのレイアウト

キャンプサイトのレイアウト4のイラスト

テント、タープ、車を一直線上に並べたレイアウト。リビングの左右に何も無く開放的で眺望が良いスタイル。またテントとタープと車が一直線に繋がっているため、雨の日でも濡れずに移動できるのが特徴なレイアウトです。