初心者のための登山とキャンプ入門

スクリーンタープの設営方法

スクリーンタープのイラスト

このページではコールマンのスクリーンタープを使って設営方法の説明をしています。コールマンのスクリーンタープのモデルにはテントと接続できるものもあり、スクリーンタープの購入を検討している人は接続できるモデルの購入を検討しても良いでしょう。また設営方法が異なりますがスノーピークでもスクリーンタープを販売しています。

スクリーンタープとは

夏には虫除けや日差しよけに、冬には冷たい風除けになるスクリーンタープ。特に春先から夏の山のキャンプでは虫が大量に発生します。虫除けも効かず、食事中も虫が顔の周りを飛び続け、せっかくのキャンプでのゆったりとした気分も台無しになる事もあります。そんな苦労をしている人にはスクリーンタープがおすすめです。

スクリーンタープの設営方法は、タープと言うよりはドーム型のテントに近く、もちろん自立するので移動も出来ます。ウォールの開閉により、全密閉、前開放、メッシュ、と3つのバリエーションがあり、全室のフラップはポールで立ち上げれば日除けにもなります。

スクリーンタープの設営方法 (コールマン)

1. スクリーンタープを張る場所を決め、本体布を広げる

スクリーンタープを張る位置と方向が決まったら本体布を地面に広げます。その際風向きや景観などを考え、また近くに大きな石がない事も確認しましょう。

2. ルーフ用のポールをスリーブに通す

スクリーンタープの構造は上部のルーフ部分とウォール部分に分かれます。
まずはルーフ部分から設営します。ポールをスリーブに通しポールの両端はブラケットに差し込みます。

3. ルーフ部分の完成

スクリーンタープのルーフ完成のイラスト

2本のルーフ用のポールを立ち上げるとこんな感じになります。これでスクリーンタープのルーフ部分が完成しました。

4. 本体を立ち上げる

スクリーンタープを立ち上げているイラスト

次にウォール部分を設営します。ウォール用のポールをルーフ部分のブラケットに差込み、本体を立ち上げます。ポールのもう片方はグラウンド部分の金具に差し込んで固定します。この作業を四隅全部に行います。

5. フックを固定する

本体についたフックをウォール用のポールにかけて固定します。この作業でウォールにテンションがかかりスクリーンタープの強度があがります。

6. ペグを打つ

本体のペグ4つと、各ロープにペグを打ち込みます。自在金具で均一にテンションをかけて行き、スクリーンタープの完成となります。