初心者のための登山とキャンプ入門

おすすめの登山用品・装備など

登山のおばさんイラスト

おすすめの登山用品や装備、便利な道具などのレビューをしています。特に長いこと実践で使っていて「これは絶対に買って失敗はない」と言うもの、役に立つものを思いついたままに紹介していきたいと思います。

ナルゲンの500mlボトル

ナルゲンボトルシリーズ
ナルゲン / カラーボトル広口(0.5L)

上の写真の中央がナルゲンのドリンクボトルの500mlで、それ以外の大小様々な大きさのボトルもナルゲンです。

ナルゲンのドリンクボトルの特徴の一つはフタだと思います。フタがフックと繋がっているので落とす心配はありませんし、場合によってはカラビナでどこかにひっかけたりして持ち運べます。
そしてフタの締り具合も素敵です。実際に締めてみるとわかるのですが、グググッとしっかり閉まるのでとても気持ちがいいです。

次にメモリです。50ml単位でメモリが書かれているので炊飯で水の量を測る際に役立ちます。その他にはプラスチック臭が少ない、頑丈、耐熱温度が100度などの特徴があります。
長いこと使っていて壊れたこともなく、また不満もないドリンクボトルです。

そう言った理由もあってナルゲンを好きになり、アウトドアショップを訪ねる度についついナルゲンの小さなボトルを買ってしまうので数が増えてしまいました。大きい物は旅の洗剤入れに、そしてコーヒーを入れたり、塩を入れたり。

特にオススメなのが写真の一番右の、少し変わったフタの容器です。これには油を入れているのですが今まで漏れたことは一度もありません。

ナルゲンのドリンクボトルには500ミリだけでなく1リットルサイズや細口タイプとありますが、登山の行動中のボトルには0.5リットルの広口タイプがおすすめです。1リットルサイズは行動用のボトルには大きすぎますし、ドリンクホルダーに入らない事がほとんどだと思います。
また細口は飲みやすいけど洗いにくいのが難点です。

ドリンクボトル「プラティパス2」

プラティパス水筒2L
platypus / プラティ 2L ボトル

ナルゲンボトルは行動中に水を飲むボトルですが、このプラティパスは食事用やナルゲンボトルの水を飲みきった時用の予備用の水筒に使用します。

水場の状況や季節、登山の予定などによって様々ですが、このプラティパスの水筒に1~2リットルくらいの水を入れザックに入れて持ち運んでいます。
行動中に使っているナルゲンボトルの水は数時間でなくなってしまうので、休憩時にプラティパスの水筒からナルゲンへ水を補給する、と言うような予備タンク的な役割を担っています。

このプラティパス水筒のおすすめポイントは形が変わると言うことです。薄くしたり丸くしたり、ザックのパッキングにあわせて形を変形させることができます。また水が減れば減るほどプラティパス水筒はちっちゃくなりますし、帰路で水の必要がなくなればポケットサイズに折りたたむことも出来ます。

なお大きな問題ではありませんが、あまり良くない点としてはフタを無くしやすいこと。使用後にペットボトルのフタと間違えて捨ててしまう可能性があります。
プラティパスのフタはペットボトルのフタとはサイズが違うので、なくすと替えのフタを購入する必要があります。
また乾きにくいという点もありますが、これは使用前に一度洗えば問題ないと思います。

プラティパス水筒には2リットルサイズ以外にもいくつかのサイズがありますが、登山では2リットルサイズの水筒がおすすめです。食事用に大量の水を持ち運んだり、また水場の少ない登山では2リットルは必要になります。

ウタマロ石けん

ウタマロ石けん
東邦 ウタマロ洗濯石けん

登山用品でも装備でもないもので申し訳ないですが、僕の登山には欠かせません。日帰りや、2,3泊の登山で持って行くことはありませんが、数日間の旅行ついでに山をいくつか登ってくることが多いので、汚れた登山着をホテルやキャンプ場で洗濯するために持っていきます。

評判のとおりウタマロ石けんは良く汚れを落とすのですが、手荒れしないのが嬉しいです。これまでいくつかの固形石けんや固形洗剤を使ってきましたが、ウタマロ石けんに変えたら手が荒れることがなくなりました。固形なので持ち運びが楽なので、登山だけでなく旅のお供にもウタマロ石けんはおすすめです。

MSRのガソリンストーブ・ドラゴンフライ

ウタマロ石けん
MSR / ドラゴンフライ

このサイトでも度々紹介していますが、お気に入りで宝物のガソリンストーブです。長いこと、そしてかなりの回数使っていますが未だに元気です。一度掃除してピカピカにしました。
燃料がガソリンや灯油ということも好きです、かなり重たい鍋を載せても安定しているところも好きです。デザインも男は絶対カッコイイと思うようなデザインでシンプルで、まさに「良い道具」という感じです。

ほとんどの方が言いますが、音はうるさいです。ドラゴンフライを使っている時は声をはらなければなりませんし、テント場で夜にご飯を作る場合は気を使います(音を静かにする道具はあります。QuietStove Model 107 for MSR ドラゴンフライ)。ガスストーブに比べたら重量もあります。それでもやっぱりドラゴンフライは使い勝手がいいので、料理を作る登山ではほぼ持って行きます。

ウィスパーライトは静かで軽くていいのですが、やっぱり僕の場合はごはんを炊く多いので、火力調節が効き安定感のあるドラゴンフライがベストです。(ウィスパーライトインターナショナル、ドラゴンフライ比較したページ

本格的フライパン付きクッカー

トランギアのクッカー メスキット
trangia(トランギア) クッキングセット メスキット

登山には重くて仰々しいクッカーではありますが、料理を作るのが楽しいのでよく使っています。特に取っ手がついた鍋がお気に入りでご飯を炊く時に役立ちます。そしてとても美味しく炊けます。

一般的な円筒状のクッカーに比べると、収納の点でガスストーブやカートリッジとの相性が良くないので荷物が嵩張ったりもしますが、使い勝手はすごく良いです。米を炊き、フライパンで肉を焼いたり炒め物をしたり、山でも下界と変わらない感覚で料理が作れます。

メスキットはどちらかと言うとキャンプやツーリングなどに向いているクッカーかもしれませんが、山でご飯を作るのが好きな人にはおすすめです。特にグループの登山には良いですね。