初心者のための登山とキャンプ入門

石巻のボランティア 冬の装備

必需品とそうでないもの

気がつけば12月になってしまいましたね。
日記の更新頻度も日々低くなりつつあります。
がんばらねば。。。

先日行った石巻のボランティアに関してちょっと書きたい事、
書かなければならない事があります。装備の事です。

11月15日の日記、石巻へと出発する日に書いた日記ですが、
その日記で自分が持っていく装備の一覧を書きました。
もしこの日記を見た人はこんなに必要なのかよ、と思うかもしれないので、
何が必要で必要じゃなかったか、そんな事をつらつらと書こうと思います。

雨具

雨具は必要ありませんね。
ヤッケのレンタルがある事は知っていたのですが、
念のために持って行きました。
東京に着いた時に雨が降っていたので、
折りたたみ傘くらいはあっても良いかもしれません。

寝袋・マット

男性部屋を見ただけですが、
寒さにまともに耐えられるような寝袋を持ってきている人は一人もいませんでした。
寝袋を持ってきていない人もいましたし、
持っていてもほとんどが夏のキャンプ用の薄い寝袋でした。
ですがピースボートのカスカファッションには大量の毛布があり、
みなさんは暖かく眠ることができたようです。
なので薄い寝袋しか持っていなくても、毛布を利用すれば大丈夫かと思います。
ただしこれはボランティアの人数が少ない場合です。

さらにみなさんが持ってきていなかったのがマットです。
毛布がなかったらみんなどうしたんだろう?と疑問に思いました。
これもボランティアの人数が少ない場合であれば毛布で対応できます。
あと大量のダンボールもあるのでそれを利用してもよいかもしれません。

食事系

ばっちり4日分の朝食を持って行きましたが、かなりあまりました。
というのもボランティア先でパンなどを頂いたのでそれを朝食にしていました。
メンバーの一人は前日のお弁当の残りや夕食の残りを朝食にしていました。
またコンビニが歩いて10分ほどのところにあるので、
朝食を持ってこなくてもなんとかなりますが、
初日の朝食だけは確実に用意した方が良いと思います。

また出発日の夕食ですが、
恐らくサービスエリアで長時間の休憩ができると思うので、
そこで食べる事が出来ると思います。
場合によると思いますが、慌てて食べてくる必要もなさそうです。

暖かい靴下

防寒用に登山用の暖かい靴下を持って行きましたが、
持ってきて良かったなあと思いました。
外に出る時は長靴を履いてでますが、
あまり動かない作業の場合指先がかなり冷えます。
ボランティア初日は漁業支援をしましたが、
動かない作業だったので役に立ちました。

ヘッドランプ

宿で夜中トイレに行く際に必要です。
また僕らはコンビニに行く際にもヘッドライトを使用しました。
側溝の蓋がなくて危険な場所もありますし、
街頭が少ない通りを歩くので、対向車に知らせるためにも必要だと思います。

フリースとアウター

僕らの班は民家の泥出しと言われる作業をやりましたが、
ほとんどのメンバーは作業中にヤッケを着ていました。
なので作業後はみんなヤッケの中の服がびしょびしょになってしまいました。
ヤッケを着たまま作業をすると汗が抜けないので服が濡れてしまいます。
風邪をひく原因になると思いますので、作業中は、
肌着には化繊のシャツ、その上にフリース、
最後にアウター(透湿性に優れたもの)を着る、
というのがベストだと思いました。
休憩中は中にインナーダウンを着たり、
ニット帽をかぶるなどして冷え対策をします。

スリッパ

室内用にスリッパがあると良いかもしれません。
ボランティアリピーターの方はスリッパを用意していました。
夜はほとんどカスカファッションで過ごすと思うので、
また特に寒い時期にはスリッパはあった方が良いと思います。

ゴム手袋、革手袋、長靴

これらは全部ピースボートからレンタルする事ができますが、
僕は自分のを用意していった方が楽だなあと思いました。
というのもレンタル品は毎日使い終わったら洗う必要があるので、
自分のがあればそこまで気にする必要がありません。
しかも冬は水がかなりつめたいので、洗う作業はなるべく避けたいですね。

という感じです。
ボランティア初日の感想が、なんでもそろってるなあ、という感じでした。
シャワーもあるしシャンプーもリンスーも用意されていたし、
トイレットペーパー、ホッカイロ、毛布、
食べ物、飲み物、ヤッケ、長靴などなど、
正直言うと体ひとつだけでもボランティアに行く事ができそうです。
でもやはり現地では何が起こるかわからないので、
食べ物も防寒着も、大げさなくらいで良いと思っています。
備えが多ければ、困っている人も助けられると思います。