初心者のための登山とキャンプ入門

英語の勉強に村上春樹の洋書を読むのをおすすめします。

村上春樹の小説

最近は毎夜、アマゾンで購入した村上春樹の本を読んでいます。
初めは英語の勉強だなんて思いながら読んでいたけれど、最近は普通に楽しくなってしまい、寝る前に読まないとどうも落ち着かないと言う感じにもなっています。朝七時に寝起きで読む事もあります。一日中読んでいる時もあります。村上春樹を読み続けるうちに英語の本を読むのに慣れてきた感じがしています。

本を読み続けて僕の英語能力がどれほど上がったかはまだ実感していませんが、何かしらの効果はあったかと思います。大事な事はこれを続けていくことだと思います。ということで、村上春樹の英語版がすごく読みやすかったので、英語を勉強している初級者の方に、読みやすい本をお薦めしようと思います。

1. 英語で読みやすいと思う村上春樹の本

  1. 1Q84
  2. After the Quake (神の子どもたちはみな踊る)
  3. Kafka on the Shore (海辺のカフカ)
  4. The Wind-Up Bird Chronicle (ねじまき鳥クロニクル)

と、言う感じです。”神の子どもたちはみな踊る”が一番読みやすいかなあと思ったのですが、一番最初に、最後まで読めたのが1Q84だったので一番のお薦めとしました。ねじまき鳥クロニクルは前半がきつくて諦めようと思ったのですが、途中からさほど英語も難しくなくなり、最後まで読み通す事ができました。

ちなみにどれくらいの英語力が必要かと言うと、OXFORDのBOOKWORMSのステージ3とか4とかが読めれば、問題ないんじゃないかと思います。penguin readersの本とかも同じですね。

2. 個人的なおすすめの読み進め方

まずは村上春樹の日本語版を

英語の本を読むのに慣れていない方は、まず日本語版を読む事をおすすめします。僕が最初1Q84をすんなりと読めたのは、やっぱり日本語版を読んでいたからだと思います。それでも、海辺のカフカなんかは内容を95%くらい忘れていましたが、英語で読む事ができました。なのでやっぱり、村上春樹の洋書は読みやすいんだと思います。

辞書はなるべくひかない

個人的な考え方ですが、楽しくなかったり面倒だったりすると読書が続かないので、極力辞書はひかない様にしています。文脈から単語の意味を推理する様にしています。わからなかったら飛ばして、ガンガン先に進んで物語を読むリズムを崩さない様にしています。
それであまりにも頻出する英単語と、覚えたはずなのに忘れてしまった英単語のみ辞書で調べる様にしています。読書を楽しむ事がやっぱり一番だと思っています。わからない文章が続いても、深く考えずに先に進むほうが楽しいですね。

3. 日本のキンドルには対応していない様子

キンドルと村上春樹

僕はキンドルを使って村上春樹の英語の本を読んでいます。キンドルの利点は軽い、サンプルが読み放題、英和の辞書が 使えると言った所です。なので僕はキンドルを使って英語の本を読む事をおすすめしたいのですが、どうやら日本のキンドルとアメリカのキンドルは対応している書籍が違うようですね。
アマゾン.comで買えるキンドルのデータが当たり前の様に日本で買えると思っていましたが、どうやら調べてみるとそうではない気がします。日本版のキンドルを持っていないのではっきりと言えませんが、日本のアマゾンで検索しても村上春樹の英語のキンドルバージョンを見つける事ができません。いずれは対応するのかも知れませんが、今のところは普通の本を読むしかなさそうです。

4. オーディブルでリスニングも鍛える

日本語で読んで英語でも読めたら、最終的にはオーディブルでリスニングを鍛えるのもおすすめです。オーディブルは小節の読み聞かせバージョンで、そのデータを購入してパソコンやiPhone、iPad、そしてキンドルなどに入れて聴く事ができます。
このオーディブルがすごく楽しいですね。外人さんが抑揚をつけて読んでくれるので、また本とは違った楽しさがあるのでとてもおすすめです。

一度英語の本を読み終えているのでリスニングもかなり聴き取りやすいです。しかも自分が本を読むよりも遥かにリズミカルに読み上げてくれるので、オーディブルの方が内容が頭に入ってきやすかったりもします。余分な事を考える間を与えずにどんどん英語が入って来ますので、物語が進むテンポが良くて心地良いです。

と、言うことで英語の勉強方法として、村上春樹の洋書バージョンを読む事をおすすめしました。人によって勉強の仕方は色々だと思いますが、楽しむ事を第一に考えれば続けられると思っています。何よりも村上春樹の本は最高に面白いので、一度読み出したら止まらなくなってしまいます。では。