初心者のための登山とキャンプ入門

SealSkinz(シールスキンズ)の防水ソックスと防水グローブを通販で買う

シーススキンズ 防水ソックスのイラスト

エベレスト街道のトレッキングをしようと思っていて、というかもうすでに航空券は買ったんだけれど、一番ネックなのは靴だった。普段履きなれているゴローの登山靴が適しているとは思うけれど、大きくて重くて、とにかく旅行には邪魔になる。トレッキング後にネパールを観光した場合、常にゴローの靴を担いで動きまわらなければならない。ザックの3分の1を靴が占めてしまう。

そう言うわけでトレランシューズで行くことにした。以前、簡単な山歩き用に購入したスポルティバのトレランシューズ。歩き心地も履き心地も好きで、現在はただのウォーキングシューズになっている。それを履いていくことにした。不安はあるけれど、エベレスト街道をトレッキングした人の意見では、トレランシューズで問題ないとのことだった。本にもそう書いてあった。

でも、少しでも雨が降れば足が濡れてしまうだろう。
ということでシールスキンズの防水ソックスを1つ用意しておくことにした。それと、「防水ソックス」って自分の中では意味がわからなくて試したくなった。

Wiggleで注文する

どこかのサイトで紹介されていた「Wiggle」という名のイギリスの通販サイトから購入した。Wiggleは自転車やランニング、トライアスロンなどのウェアや道具を扱うサイトで、その中でシールスキンズの商品もいくつか扱っている。日本で買うよりも安いことに加え、7498円以上注文すれば送料が無料になるのがこのWiggleの大きな魅力だと思う。

Wiggleから商品が届いた状態

こんな感じのビニールの袋で届いた。中身は柔らかいものなので大丈夫。注文から1周間で届いた。

Sealskinzの防水ソックスとグローブ

左が防水ソックスで、右が送料無料にするために購入した防水手袋。これらがシールスキンズの最新型のパッケージのようだ。

防水ソックス「Thin Ankle Length Sock」

シールスキンズ防水ソックス Thin ankle length

購入したのは 「Thin Ankle Length Sock」 というモデルで、たぶんシールスキンズの中で一番薄いもの。レビューも多いので一番人気だろうと思う。けれどそんなには薄くない、と思う。例えばスマートウールの一番薄い靴下だとかなり薄いっていうイメージがあるけれど、シールスキンズの場合はそうでないようだ。僕の持っているトレランシューズが割りとタイトなので少し心配になった。

というか、これって靴下なの?ってのが最初の印象だった。登山用の靴下ってウールでふわふわでってイメージがあったので、シールスキンズの靴下を手に持った時にかなり違和感があった。固い。 素材はウェットスーツの様な雰囲気があるし、匂いもそんな感じがする。靴を履かずにこのまま海に入っていけそうだ。

履いていて違和感はないけれど、サイズはきつめ。たぶんジャストサイズなんだろうけれど、伸びが少ないからきつく感じてしまう。いや、自分の足の形がおかしいのが問題なのかもしれない。(しばらく履いていればなれてくる)

それと夏場、標高の低いところで履くのにはかなり暑いんじゃないだろうか。実際に履いていないからはっきりとしたことは言えないけれど、現在9月の半ばで部屋の温度は25度くらいで、この靴下を履いているとかなり足が暑い。エベレスト街道で標高の高いところを歩くときにはちょうどよいかもしれない。

防水性に関しては面倒なのでテストしていない。100%防水ということなのでそれを信じようと思う。回数履くと防水性が落ちるというレビューがあったので、数回履いてみないとわからないかもしれない。

追記:その後エベレスト街道をトレッキングし、雨の中履いてきました。トレランシューズでしたが足が濡れることもなく快適でした。ですが回数履くと性能が落ちると言う話があるので、また今後履き続けてレビューしたいと思います。

防水手袋「DragonEye Waterproof Glove」

シールスキンズの防水グローブ Dragoneye waterproof grove

送料を無料にするために購入した、こちらもシールスキンズの防水手袋。ソックスが3595円なのに手袋は5059円。他に欲しいものがあれば買わなかったけれど、山道具の扱いがWiggleになく、しょうがなく手袋を選んだ。

商品名は「DragonEye Waterproof Glove」。シールスキンズにはいろんな種類の手袋があるが、この手袋は頑丈で岩場向き、というポジションだろうと思う。タッチスクリーン対応なので、グローブをつけたままでも人差し指ならスマートフォンを扱うことができる。

サイズはこちらもSサイズを選んだ。親指が長く小指が短い気がするが、僕の親指が短く小指が長いのかも知れない。
暖かさもあるし、手のひらの素材が頑丈なので多少モコモコ感はあるけれど、靴紐を結び直す、携帯をポケットから取り出し操作する、カメラで写真を撮る、タバコを吸う、くらいの作業は問題なくできそうだ。

DragonEye Waterproof Glove の手のひら

この防水グローブをいつ使うのかを考えると、一番に思いつくのは雨が降っている時や寒い時の岩場、鎖場など。今まで何度かこんなシーンで手袋が欲しいと思ったが、この様なシチュエーションで役立つかもと期待している。手のひらの素材はバックスキン的になっているので耐久性はあるのだろう。
指先の感覚に少し不安はあるが、一般的な岩場ならそこまで気にしなくても良いかもしれない。

それ以外ではビレイ時や、バリエーションルートを登る時なんかにも使えるだろうと思う。しかし耐熱性はどうなんだろう?バックスキンぽいから火を扱う時にも使えそうなんだけど、だめだろうか。ちなみに手のひらの素材は、54%ナイロン、36%ポリウレタン、10%ネオプレン。調べてもよくわからないから色々と試してみよう。