高山病になった人を馬で運ぶイラスト

富士山の高山病の予防と対策

高山病は、高地において酸素の不足が原因で発症します。症状はめまい、吐き気、頭痛などで誰にでも発症する可能性があります。高山病にならない方法はありませんが、高山病が発症する確立は減らす事ができます。一度発症すると改善する例は少ないので、あなどらず、後悔しないためにも高山病の対策をしっかりとしましょう。高山病が発症し症状が改善しない場合には、無念ですが下山をしましょう。
また私が以前富士山を登った際に後輩が高山病になりましたが、その様子を少し日記に書いています。高山病にかかるとどの様になってしまうのか、を知るためにも一度読んでみて下さい。

2009年7月富士登山日記 -高山病になった後輩-

1. 高山病の予防と対策

1.体を高度にならす

まず富士山の登山口についたら、1時間ほど体を高度に慣らすします。ストレッチして体をほぐしたり、周辺を散策してゆっくりと高度に慣らしましょう。

2.水分をしっかりと補給する

登山中は大量に水分を消費します。喉が渇いたと思ったらすぐに水分を補給しましょう。沢山飲みすぎるとトイレが気になりますが、新陳代謝を良くすることも高山病予防になりますので、我慢せずにきちんと水分を補給しましょう。また登山の出発前にも水分を摂りましょう。

3.ゆっくりとマイペースでのぼる

高山病になりやすい原因の1つはハイペースで登ってしまうこと。特に若い人ほどハイペースで登りがちなので高山病にかかりやすくなります。ゆっくり、ゆっくりと、自分のペースで登りましょう。なおグループの場合は一番遅い人のペースにあわせてあげましょう。また時間がなくなってあわてないよう、ゆとりがある登山計画を事前に立てましょう。

4.深い呼吸を心がける

登山中はゆっくりと呼吸をするように心がけます。呼吸が浅くなると酸素を多く取り込めないので酸素が不足します。意識して深い呼吸をするようにします。

5.適度に休みながら登る

体を高度に慣れさせるために、適度に休憩を入れ体を高度に順応させます。登山道はせまい箇所も多いので、休憩する際は後から来る人の邪魔にならない広い場所を選びましょう。

富士山の疲れない登り方 (高山病にならないために)

6.酒、タバコを控える

7.高山病を必要以上に気にしない

2. 高山病の対処方法

登山中に頭痛や吐き気、めまい、息苦しさを感じたら、それ以上登らず、しばらくはゆっくりと休むこと。しかし眠ってしまうと脳の酸素が不足し、高山病が悪化する可能性もあるので気をつけましょう。そして症状が完全に回復してから再度登りはじめます。また酸素ボンベなどを利用した場合一時的に症状が緩和する場合はありますが、一度高山病が発症すると改善する例が少ないのも事実です。症状が続くようであれば、高山病の悪化を避けるため下山しましょう。