初心者のための登山とキャンプ入門

私の富士登山の持ち物・登山用品の紹介

タイツが履けない人イラスト

私が普段登山で使用している、登山の持ち物や装備の中から富士登山で使用しそうなものを選んで紹介しています。ですがこのページで紹介している全てものが登山で必要なわけではありません。代用品などでまかなうこともできますし、また富士登山には大げさな装備も一緒に紹介していますので、一例として見ていただけたらと思います。
登山の装備には便利で素敵なものがたくさんありますので「どんな物を買ったらよいだろう」、と考えている人の参考になればと思います。(富士登山に必要な持ち物と装備の一覧、解説はこちらのページでしています。)

石井スポーツ 2016冬季 岳人祭

登山靴・トレッキングシューズ

登山靴・トレッキングシューズ

左がゴローの革張りの登山靴で右がキャラバンのトレッキングシューズです。トレッキングシューズの方が片足300グラムほど軽いです。富士登山ではボロボロになってもよい、価格の安いトレッキングシューズを履く事が多いです。インソールは歩きやすい高価なものを使っています。

普段運動をしていない人は、重い靴よりも軽いトレッキングシューズを選んだ方が、体力的にもヒザにも優しいです。

ザック・バックパック

登山用ザックの容量いろいろ

富士登山では30リットル前後の容量のザックを使用しています。日帰りならもう少し少ない容量のザックで大丈夫です。
どんなザックを選んだらよいのだろう?と考えている人は、下記リンク先のページで詳しく解説していますのでご覧ください。

給水 ドリンクボトル、ソフトボトル

給水ボトル・ソフトボトルプラティパスをザックに入れた状態

富士山の山小屋で販売されている水は350円から500円と高いので、水を持ち運ぶことで出費を抑えられます。上の写真左は定番の「プラティパス」のソフトボトル2リットルです。必要がなくなった時はコンパクトにできますし、多くのザックはプラティパスの様なソフトボトルを収納しやすい様に作られています(写真下)。
中央も定番のナルゲンボトル500ml。登山中はこれを使用し、空になればプラティパスから補給します。ナルゲンの良さは飲み口の広さ、フックが付いていること、メモリつき、頑丈、安い、などです。
右はメレルのソフトボトル。もらいもので使った事はありませんが、ソフトボトルにも色々なタイプのものがあります。

ヘッドランプ・懐中電灯

ヘッドランプ・懐中電灯

左がホームセンターなどでも購入できるエナジャイザー、右がクライミング系ギアのメーカー「ペツル」のヘッドランプです。登山用の物は軽くて水に強い、頑丈などの特徴があります。
ヘッドランプは昼間に登る際も携帯し、また予備の電池も用意します。

トレッキングポール(ストック)

トレッキングポール(ストック)

トレッキングポールは1本で持つ「T字型」と2本で持つ「I字型」の2種類ありますが、僕はケガがあった時のことを考えT字型のトレッキングポールをザックに1本入れることがあります。基本的に使うことはありません。
推進力のサポートや足の負担を軽減するなら、I字のトレッキングポールを2本使う方法が適しています。

ゲーター(スパッツ)

ゲーター(スパッツ)

下山時には、足に履く「ゲーター(スパッツ)」があると便利です(富士宮ルート以外)。下山では大量の砂塵を上げながら斜面を下ることになるので、砂塵や小石が靴の中に入るのをゲーターを履き防ぎます。靴の中や靴下に砂塵が入ると色が着き洗っても落ちない事もあります。

上の写真のアウトドアリサーチのゲイターは、ゲイターの中でも特に頑丈で雪山でも使う様なタイプなので、富士登山ではもっと軽くて薄い物で間に合います。

地図・コンパス・時計

地図・コンパス・時計

富士山は道迷いしづらい山だとは言え、コンパスと「山と高原地図」の地図は確実に携帯しています。地図には登山情報以外の公共機関などの情報もあり便利ですし、眺めているだけでとても楽しいです。
標高を示してくれるアウトドア用の時計は道迷いの際にも有効です。

小物・予備のもの・非常時のもの

登山装備 小物

スポーツサングラス

サングラスは目の日焼けを防ぎます。また富士山では防塵対策に、富士山以外の低山ではメマトイ(ハエ)よけに役立ちます。

細引き(ロープ)

アウトドアショップ等で長さを指定して購入できる頑丈な紐で、登山では靴紐が切れた時などに使用します。登山以外ではテントのロープの代わりにしたり、服を干す物干しを作ったり、カーテンのレールを作ったり、と言った使い方ができます。

防水カメラ

雨の中でも写真を撮りたい事があるので、防水カメラはメインのカメラの予備に持っていくことがあります。

エマージェンシーシート

名前の通り緊急の時に使用する防風・断熱のシートですが、ご来光を待つ間に寒すぎる時は使用することもあります。昼寝をする時や着替えの時にも使えて何かと便利です。

モバイル充電器

スマートフォンの充電用に持って行きます。

UVリップクリーム

富士山の様な標高の高い場所で日焼けをすると唇にヘルペスが出来やすくなるので必ず持って行きます。リップクリームは常に取り出しやすい場所に入れ頻繁に塗っています。

多機能ツール

マルチツール、十徳ナイフと呼んだりもしますが、登山ではナイフとハサミ以外の出番はほぼ無いと言って良いと思います。僕の持っている物はペンチ付きの重いタイプなので、富士登山に不必要ですが、これしかないので持って行ってます。

予備の電池

ヘッドランプの電池が切れた時のため常備しています。

ライター

ライターはタバコを吸わなくても緊急用に持ちます。富士山などの高山ではプッシュ式の100円ライターは使えなくなるので、BICなどの石をジュッと擦るタイプの物が適しています。

カラビナ

給水ボトルなど、良く使うものをザックに引っ掛ける際に使います。公共機関を移動中に、コンビニ袋をザックにかけたりして使います。

救急セット・薬・トイレットペーパーなど

救急セット・トイレットペーパー・ボディーシート ・アミノバイタル

簡単な怪我に対応できる様救急セットと薬等を持ち歩いています。グループの富士登山であれば誰かが一つ用意しておけばよいと思います。

富士山のトイレはティッシュペーパーだと詰まることもあるのでトイレットペーパーを用意します。もちろん1個まるまるは持って行きません。適度な量を取り分け、ジップロックなどに入れ濡れない用にして持ち運びます。
山小屋で泊まるのならボディーシートを、アミノバイタルを飲み翌日に備えます。

雨具、レインウェア

レインウェア・ザックカバー・折りたたみ傘

雨の侵入を完全に防ぐよう、ザックカバーはザックのサイズにあった物を用意します。左がグレゴリーの60リッター用、右がモンベルの35リッター用のザックカバーです。ザックとカバーのメーカーをあわせる必要はありません。なおその隣は折りたたみ傘ですが富士登山では使いません。(間違えて写真を撮ってしまいました。)

レインウェアは必需品です。雨を防ぐ以外にも、風が強く寒い日の防風ウェアの役割も持っています。

防水バッグ

防水バッグ 収納 防水バッグ 荷物を詰めた様子

ザックカバーだけでは雨対策は不安なので防水バッグも用意しています。防水バッグに入れるものは濡らしたくない衣類や貴重品です。
上の写真が防水バッグを折りたたんだ状態、下が物を詰めた状態です。下の写真、左から13リットル、13リットル、8リットル。下が2リットルと1リットル。こんなに一度は持って行くことはありません。サイズを紹介するために撮影しました。

13リットルの防水バッグ

13リットルもあれば防寒着も含め山小屋に宿泊するくらいの衣服は余裕で入ります。薄手のフリース、薄手のインナーダウン、長ズボン、山用靴下2足、手袋、ネックウォーマー、長袖シャツ2枚、スポーツタイツを入れて、もう少し入ります。普段はこれらの半分は身にまとっているので、13リットルの半分でも良いかもしれません。

8リットルの中身が見える防水バッグ

細かい物を収納する時は中身が見えて便利です。8リットルでもかなりのものが入るのがわかります。

防水バッグは汚れた服、温泉に便利

富士山を登り終えたら汚れた服を入れたり、また温泉で濡れたタオルなんかを入れるのにも防水バッグは役立ちます。取っ手もあるので持ち運びも簡単です。

ネックウォーマー・手袋・速乾タオル

登山ウェア 小物

速乾タオルはあまり使いませんが、公共機関を利用して登山をする場合は持っていきます。
山頂でご来光を見る場合はネックウォーマーと手袋は必須です。薄手のUVカット機能つきのネックゲーターは日焼け・砂塵対策に使えます。

中央の袋に入ったものは防寒着のインナーダウンです。長袖のシャツの上にフリース、インナーダウン、そしてカッパを羽織れば防寒はばっちりですが、ご来光待ちをするなら予備にもう一枚上着を用意するかもしれません。

軽量の断熱マット

シート

軽量で折り畳みができるマットです。ご来光を待つ間、おしりが冷えない様このようなものがあるといいかも知れません。素材も柔らかいので地面のゴツゴツも気になりません。

スポーツタイツ

スポーツタイツ ワコール

スポーツタイツは足への負担を軽くしてくれます。普段運動をしていない人が急に登山をすると太ももが利かなくなり膝を痛める傾向が強いです。自信の無い方は用意した方が安心です。

膝サポーター

膝サポーター

僕は登山で度々膝を痛めるので膝サポーターも持っています。一つ前で紹介したCW-Xのスポーツタイツもそうですが、膝サポーターやスポーツタイツは膝痛予防に効果的です。富士山では標高差のある長い下りが不安なので下山時に装着しています。

ストーブ・クッカー

ストーブ・クッカー

体力に自信のある人はストーブやクッカーを用意してラーメンなどを作るのもいいかも知れません。寒い時には温かいコーヒーで体を温める事もできます。グループに一つあると盛り上がります。