初心者のための登山とキャンプ入門

ランニングをはじめる

村上春樹氏のエッセイを読んで、来年の雪山デビューへ向け

「空前のランニングブーム」というお話しを聞きました。

地元の友人もちょいちょい走っているようで、
登山・クライミング仲間であるヤハケンも、
時間があればランニングをしているようなのです。
絶対ランニングだけはしないであろう、と決めつけていたのですが、
そんな彼もランニングをしているようなのです。
「大丈夫? 少し休もうか?」
なんて事を、登山中に言われてしまう日がいつか訪れてしまうのではないでしょうか。
恐ろしい限りです。

そして、僕も本日ランニングを始めたのです。

いやあ、しんどいっすね。
久しぶりに走るという行為をしましたが、体がびっくりしちゃいました。
走り初めて3分後には、もうこりゃあかんな、って感じでした。
おばちゃんのウォーキングよりやや早って感じのランニングスピードなんですけどね。
歩いて15分ほどの距離を往復しただけなのですが、
もうそれが限界、いやもうとっくに限界を超えていたかもしれません。
今はもう足がだるくて仕方がありません。

心肺機能が低下してるってのはわかっていることなのですが、
それ以前に足の筋力が落ちちゃってます。
体重を支えるのと、蹴り出すのが大変。
ランニングしはじめてすぐ、足が前にでなくなりました。

いやあ恥ずかしいなあ。
帽子でもかぶりてぇなあ、なんて思いました。
でも懲りずに続けてみようと思っています。

ちなみにランニングを始めた理由なのですが、
来年の登山に備えてって感じですかね。
今年も時間があれば山に登ろうなんて考えているのですが、
予定では来年バンバン登って、
冬には雪山デビューなんかも考えているのです。
ちょっと気が早いですけどね。
あとは村上春樹氏のエッセイを読んで影響を受けた、
というのもあります。

僕は彼の小説が好きなのですが、彼の書くエッセイもとても好きです。
フルマラソンを走る村上春樹さんですが、
小説家としてスタートすると同時にマラソンを始めた、
という話にも、なるほどとうなずけましたし、

「マラソンというのは、ある意味ではかなり不思議な体験である。これを経験するのとしないのとでは、人生そのものの色彩もいくぶん変わってしまうんじゃないかという気がするくらいである。」(うずまき猫の見つけ方 より)

この一文から刺激をもらいました。
生きているうちにその感覚を味わってみたいものです。
だから、ランニングをしようと思ったのです。
いつかは東京マラソンを、なんてこともちらっと考えています。

でもタバコはやめれないでしょうね。

うずまき猫のみつけかた
うずまき猫のみつけかた

この村上春樹さんのエッセイ、面白いっす。
僕は電車の中で読んでいましたが、
笑いをこらえるのが大変でした。
マラソンの事もちょいちょい書いてあったと思いますが、
その他の話題もかなり面白いです。
小説以外の村上さんの話も楽しめるのでおすすめです。