初心者のための登山とキャンプ入門

屋根裏を調査。マルハナバチの巣を確認

リビングの梁でロープウェイを作る姪
リビングの梁でロープウェイを楽しむ姪

北海道・旭川 -半森ぐらし- #13

2020年6月14日(日)。今日は姉の旦那と姪がアラヤシキに遊びに来た。お願いすると、姉の旦那はヘッドランプをつけて屋根裏の調査に乗り出した。そこには意外な光景が広がっていた。また屋根裏通気口から出入りする、マルハナバチの巣も確認できた。

(※文中の「アラヤシキ」とはアラタの屋敷と言う意味で、買った自分の家をそう呼んでいます。)

人生初ルンバ

アラヤシキの掃除を頑張るルンバ

起きて、姉から借りたお掃除ロボットのルンバを使ってみる。今までルンバのCMを見ていて「俺には全く関係のない代物だ」と思っていた。それが今ルンバを使える様な環境にいて不思議な気分だ。
ちなみにルンバは「エラー3」が出ていて動かなかったけれど、昨日姉が分解掃除をしてなおした。

初ルンバは楽しかった。ややうるさいが、どんな動きをするのか観察しているのが楽しい。しかし執拗に同じところを掃除したり、大事なスピーカーに突撃したり、コードに突っ込んだり、設置したアリコンバットを蹴散らしたり引きずったりとややヤンチャ印象である。 ルンバを使いたいならルンバが活動しやすい様な空間を作らなければならない。

昼過ぎ、姉の旦那と姪二人が遊びにきた。姉はなんとかの会で山登りをしている。
彼女らは昨日と同じように家の梁にロープをかけロープウェーを作って遊んだり、また外でサッカーをして遊んだ。
森の中でサッカーをやるなんてとても不思議だ。ボールが遠くに飛んでいってしまうと、雑草をかき分けて取りに行かなければならない、と言う行為がとても新鮮に感じた。

屋根裏を調査。マルハナバチの巣を発見

屋根裏調査に乗り出す、姉の旦那
屋根裏調査に乗り出す、姉の旦那

せっかく姉の旦那というツワモノがいるので「屋根裏探検をしてください」と言ってみると、案外彼は乗り気で引き受けてくれた。

僕は屋根裏には地獄の様な光景が広がっているだろうと想像していたので、とてもじゃないけど一人では出来ないと思っていたのだ。キャー!とリアクションを見せ恐怖を共感する仲間が必要だと感じていた。なので誰か来た時にでも一緒にやろうと思っていたが、ついにその時は来た。

まずは旦那が挑戦。個室の押入れの中に入り屋根裏への扉を開ける。そしてそこに現れたのは袋に入った断熱材で、それを長い定規でよいしょとよける。次に折りたたんだ脚立を押入れに立てかけ、そして旦那がヘッドランプをつけて登った。

降りてきた旦那は「意外な光景が広がっているよ」と言っていた。不思議なリアクションだった。不思議なものを見た、という顔をしていた。小さい子が初めて綿あめづくりを見ている、みたいな顔をしていた。

カメラ持って録画してきてくださいというと「行ってみなよ」ということだったので、すごく嫌だったが僕も屋根裏を見てみることにした。

ヘッドランプを装着しカメラを持って脚立を登った。
そして中を覗くとそこは意外な光景で息を飲んだ。理解するのに時が必要だった。辺り一面綿畑なのだ。白いフワフワの綿が屋根裏全体に敷き詰められている。ナウシカの世界だと思った。

まあたぶん断熱材なのだろうけれど、その断熱材がイメージとは全く違う姿をしていたので言葉を失った。

屋根裏のフワフワな綿の様な断熱材
屋根裏に綿の様な断熱材が敷き詰められていた。

そして振り返ると屋根裏換気口から入る光が漏れていて、その付近の柱にはアカマルハナバチの巣らしきものが確認できた。古いものもある。スズメバチの巣とかなければいいけれど、とりあえず早くここから逃げ出したかった。

屋根裏にあるマルハナバチの巣
屋根裏にあるマルハナバチの巣。マルハナバチは巣を作らずに何かを利用するらしい。
という事は、過去のスズメバチの巣でも利用しているのだろうか

思いの外、屋根裏はきれいだった。虫の死骸の山で、ひょっとしたら獣が暮らしたあととか、食事したあととか死体とかがあるかもしれないなんて思ったけど、ざっと見たところそんな感じはしなかった。嫌な匂いとかもしなかったのでとりあえずは安心した。

でもまだ見れていない部分もあるし、個室には雨漏りの痕もあるのでそれを確認するためにはもう一度屋根裏を覗いて詳しく調べなければならない。

山登りを終えた姉がお友達を連れアラヤシキにやってきた。そして姉はその友達に家を紹介して回っている。お友達が帰ったあとは、姉はお隣の夫婦と長話しをはじめた。
ちなみにトイレ工事と水道管の工事、ボイラーの設置、灯油タンクの洗浄なども引っ越し前に姉が手配して立ち会ってくれた。ここいらのことは姉は僕より遥かに知識があるし、繋がりもある。

その後は姉の家に行きカレーをご馳走になった。
しかし夜も遅くなると、宿題の事とか勉強の事とかで毎回どちらかの姪が泣いている。そして僕はその現象をなんとも言えない表情をしながら眺め、そそくさと帰る。

暗い道を車で走り山を登る。駐車場からアラヤシキまでは真っ暗だけど、もう何も気にせず、明かりもつけずに付き進める様になった。
家に入ると虫の声は消え静寂だ。そしてすぐさまオーディブルを流し静寂を打ち破る。