一ヶ月過ぎたが、ソネットの「auひかり」回線工事できず
北海道旭川・移住の記録 #15
2020年6月16日(火)。ソネットでauひかりを申し込んで約1ヶ月、今日は待ちに待ったインターネットが自宅に繋がる、はずだった。世界と繋がるはずであった。しかし、回線工事に来た業者は「別の工事が必要」とのことで、何もせずに去って行った。
夜眠れないので、朝草刈りをする
昨晩はうまく眠れなかった。昨晩はというか、僕は基本的に寝るのが下手なのだ。暗くなると色んなアイデアが湧いてきたり、それを検討したりして楽しくなって眠れなくなる。それは旅先でも登山でも、東京でも変わらない。そして旭川でも変わらなかった。
でもいいこともあった。昨晩は0時過ぎ、フクロウの鳴き声を聴いた。家の北側からホーホーと良く通る声で鳴いていた。ここにはリス、フクロウ、黒猫がいることが確認できた。あとまだ見ていないのはキツネ。また野兎を見たという話しもあるので、いつ会えるのか楽しみだ。
そんな感じで2時過ぎに寝て六時に起きると、すぐさまスマホでベッドを調べた。先日ニトリで寝てみていい感じだった「シルキー」という名のベッドの評判を確認したかったのだ。こんなに眠れないなら選んでないで、とっとと買ってしまえと思ったのだ。
スマホはラインモバイルで500メガしか使えないけれど、そんなことはもう気にしなくていい。今日は待ちに待ったauひかりが家につながる日なのである。
コーヒーを飲んでのんびりした後は庭の草刈りを1時間やった。庭にはレンガが積まれたバーベキュースペースの様なものがあるが、その辺りをきれいにしようと思った。特別に急ぐわけではないけど、ぐっすり眠るには体を動かして疲れるしかないのだ。そして早起き。これを日課にしようと思う。
草刈りは昨日と同じで雑草的なものを抜いていく。ほとんど雑草だろうけど、木みたいなやつと、なんだか見込みのありそうなやつは残していく。作業中は暑かったけれど、スズメバチの羽音も聞こえなかったので気楽にできた。。
また今回初めてフェイスネット「防虫ネット」なるものを被って草刈りをした。激安だったからなのかわからないが、視界が悪かったので残したい草花まで抜いてしまった。見えなくて踏んでしまったりとか。
朝の野良仕事はすごくいい。作業後は汗で濡れた服を脱ぎ棄て、手ぬぐいで体を水洗いして、また新しいシャツを着る。登山後に全ての装備を投げ捨てて、新しいシャツを着た時の感じに似ている。すごくフレッシュな気分を味わえる。
昼、姉からかつ丼を食べにおいでよとのお誘いがあったので、昨日納車したエブリィに乗っていく。
エブリィは窓がとっても広いので景色が良く見える。高速道路を使わないのんびりしたドライブには最高なんじゃないだろうか。
auひかり 回線工事できず
かつ丼を食べ終わると家に戻った。そしてauひかりの工事をする業者がやってきた。KDDIの業者というか、KDDIから依頼された下請け業者だろうか。
彼は家に入ると、光コンセントに何やらの機器をつなげ、家を出たり入ったりを繰り返した。
そして「今日は作業が出来ません」と僕に告げた。
なんと言っていたのか詳しく思い出せないが、ここら辺はKDDIの回線を使っている人が多くてなんたらかんたら・・・みたいな。なので「auひかりってこの辺で使っている人多いのですか?」と聞くと、今度は、少なくてなんたらかんたら・・・混み合っていてなんたらかんたら・・・と言っていた。何か別の工事が必要だとも言っていた。そこら辺は自分たちにはわからず・・・のちにKDDIから電話が行くと思う、と告げられた。
そしてそそくさと彼は帰っていった。あまりにもショッキングでほとんどの言葉を聞き逃した。脳が拒絶をしたのかもしれない。
夢に夢見たインターネットの接続が遠のいた。家にインターネットが繋がるのを待ちわびた、20年以上前の心境だ。
しかし工事が必要で時間がかかるっていったいどれくらいなのだろうか。今からフレッツ光に変えられないだろうか。というか、あんなに前に申し込んだんだから、工事が必要とか予めわからないのだろうか。フレッツ光かauひかりかを選んで、工期が早い方を選ぶとか、そういった選択も出来ていいはずだ。プロバイダは同じソネットなのに。
KDDIからはまだ電話は来ない。誰か、このインターネットとプロバイダの仕組みを変えてくれないか。ややこしすぎるぜ。
そして僕の気持ちを表す様に、大雨が降った。なんのやる気も起きない。ネットが繋がらなかったので車の保険の申し込みもできない。ベッドも、冷蔵庫も、洗濯機も調べられないし、買えない。
でも雨の音はいい。リビングにいれば屋根に当たってざあざあと聞こえるし、個室に行けばしとしとと聞こえる。全部の部屋の窓をちょっとだけ開けて、多方からの雨の音を聞く。森の中で雨宿りをしている気分になれる。
さて、雨漏りが心配だ。どうなるであろうか。