初心者のための登山とキャンプ入門

ミント(オレガノ)オイル作り、アプリ「Picture This」を試す

家の周りで積んだオレガノ
この時はミントだと思っていました。オレガノです。

北海道・旭川 -半森ぐらし- #26

2020年6月27日(土)。朝は昨日摘んだミント(オレガノ)を洗い、葉を乾燥させた。ミントオイルなるものを作る予定だ。また植 物の名前がわかるアプリ「Picture This」を入れアラヤシキ周辺の草木の名を調べた。
そして午後は姪が雨の中はるばるやってきた。

(※文中の「アラヤシキ」とはアラタの屋敷と言う意味で、買った自分の家をそう呼んでいます。)

ミント(オレガノ)オイル作り、雨の笹刈り

オレガノの葉を洗う

( ※下記の「ミント」は間違いで正しくは「オレガノ」です。姉がミントと言い、お隣に住む方もミントと言い「じゃあミントか」となったわけです。言い訳になりますが、僕は過去にミントを散々むしった経験があるので、オレガノを見て「このハーブみたいな植物はなんだろう?」という状況だったのです。でも「ほら、におい嗅いでみ?ミントじゃん」と言われ、「確かにミントだ」となってしまったのでした。 )

…今日も五時前に起きてしまった。二度寝ができないこともわかっているので、諦めて起きた。
昨晩も雨が降っていたが、朝から結構な量の雨が降っている。入り口のクルミは全部残っている。

寒いので昨日セカンドストリートで購入したパタゴニアのフリースを着てみる。暖かい。来た時に、ハッとするような暖かさである。幸せな気分になる。たぶん僕が持っている上着の中で一番暖かいだろう。
でも襟に顔の油が付いてしまうのではないかと気になる。なのでネックウォーマーもする。中古だけれど、宝物のフリースなのだ。

結構な雨の量で本日は野良仕事ができないかもしれない。なので昨日摘んでいた、というか排除した数本のミントを使い、ミントオイルなるものを作ってみる。
しかしミントを使った芳香剤的なものを作りたいのだが、果たしてそれはミントオイルなのだろうか。スマホで深く調べるには容量が足りなすぎる。

作り方はなんとなくネットで調べただけでよくわからない。とりあえずはミントの葉をちぎり洗ってみる。
僕は毎日笹を刈っているわけだけど、ミントの葉をちぎる行為に少し抵抗がある様だ。ミントは生き生きと輝いたきれいなグリーンをしていて、その葉を一枚一枚むしり取るのだ。生きた魚をさばく時の感情に近い気がする。でもたぶん、次回は何の感情も沸かないだろう。慣れである。

そして洗ったミントの葉を、どこかで見たお茶を乾燥させるみたいに机にパラパラと広げて乾燥を待つ。

オレガノの葉を乾燥させてみる

やることがなくなった。仕事をするにはまだ早すぎる。
そして雨の中、ヤッケを着て外にでる。やはり朝は笹狩りをしたい。何があっても。

本日はアラヤシキの北面の、タケヤリ状態の笹の根の徹底排除だ。雨の日はさほど動かず、同じ場所で縮こまって土をほじくるのがいい気がする。なんとなく。

水気を十分に含んだ土は柔らかく、ピッケルが良く刺さり、地中の根を見つけやすい。
しかし雨の日は森のエネルギーが強い様な気がして、というかどこか神々しいというか、生きている感じというか、そんな感じがしてやや不気味である。ついつい手を止めて辺りを警戒してしまう。

また笹の根もやたらフレッシュで生々しい。
笹の若い芽はタケノコの様に根元が赤色で肌が白い。雨の日は乾いた日よりも発色が良くウェットで、生命を感じる。なのでちょっと不気味である。 もちろん切るけど。

アプリ「Picture This」で草木を調べる

階段式の脚立でパスタを食べる姪
アプリ「Picture This」によると「ヤマハギ」らしい

適当に作業を切り上げると、いつもの様に鏡を見ながら手ぬぐいで体を洗う。
何ども書くがこの行為が好きだ。自分が逞しくなった様に感じる。稽古後に井戸端で体を洗う、若い武士の様な気分になれるのだ。ちなみに頭には竜馬の通った桶町千葉道場の映像が浮かんでいる。

昨日落としてみたアプリ「Picture This」を使ってアラヤシキの森の植物を撮りまくってみる。「Picture This」とは、アプリ上で草花・樹木を撮影するとAIがその名前を教えてくれるというものだ。
アラヤシキにいる樹木のトップスリーは白樺とミズナラと柏である。それ以外にはナナカマド、イタヤカエデが少しいるがわからないものがほとんどだ。
草花はヤマブドウ、ウド、オオウバユリ、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、オレガノ、アジサイなどだけれど、樹木と同じくわからないものが多い。

その中でも現在絶賛成長中の木があって、それをPicture Thisで調べると「ヤマハギ」という萩の一種、的な結果となった。
この木がヤマハギという趣のあるものならまあこのままでも良いような気がするが、結構固まって生えてるし、いたるところに生えている。ユンボにつぶされた荒れ地にも一番乗りで生え成長している。

現在僕が森で見守っている、ミズナラやカエデの成長の邪魔にならないのかやや心配であるが、ヤマハギは秋に花を咲かせる様なのでもうちょっと経過をみてみようと思う。

ちなみにPicture thisによると、他にはヤブマメ、バッコヤナギ、ハリギリ、サトザクラ、アキブミなどがいるようだ。本当なのかどうか、全然わからない。アラヤシキにインターネットは未だに繋がっていない。

車中でスズメバチがいないかどうかの張り込み

気づけば駐車場に咲いていた花
気づけば駐車場に咲いていた花

雨上がる。森でリスが木を登り下りしている。そこそこ近い距離だが僕の存在を気にしていない様子。
すると目の前を、弾丸の様なスズメバチがブンッ、と通る。こんな風にかっ飛んで行くスズメバチは久しぶりに見た。経験上(とても浅い)、これは巣作り中の女王バチの飛び方だと思った。

スズメバチが向かった先には駐車場前の物置小屋があるので、そこらに巣を作られてはいないだろうか、と不安になった。その小屋は完全に僕の視野外で、ノーマークである。

駐車場に行き、車の中からしばらく小屋の周囲を観察する。しかしこれと言って得るものはなかった。蜂は結構な数が飛んでいるが、マルハナバチも多いので判別しにくい。
たぶんだけれど、駐車場はマルハナバチの巣とムラサキツメクサ畑の間にある。なので目の前をぶんぶんと大きな蜂が通過していくのだ。はて、さっきのはスズメバチだったのだろうか。なんだろうか。

今日は寒い。ダウンジャケットだけでなくダウンパンツも履いてしまおうか、と考えるくらい寒い。しかしそれにも関わらず蜂が多い。
遠くからは地鳴りの様な低い音が聴こえてくる。自衛隊が演習でもしているのだろうか。ミントはなかなか乾かない。やはりシラスの天日干しみたいな、網戸みたいなものがいいのだろうか。

姪の部屋作り、始まる

姪の部屋になる予定の個室
姪の部屋になる部屋。さてどう変わるのだろうか

昼飯を食べソファーでうたたねをしていると「ダダダダダっ」と何かが走る音が聞こえた。ここは静かだし、聞こえてくる音の種類は決まっているから、過去に聞いたことがない音を聞くとびびる。
そして静かにドアが開く音が聞こえる。小さい人が、玄関の内ドアからこちらの様子を窺っている。姉の上の娘だった。

この子は先週暑い中自転車に乗り、また人に道を尋ねながらアラヤシキに来てくれた。しかし今日は雨なのでさすがに来ないだろうと思っていたら、雨の中ポンチョを着て自転車で来たようだ。晴れていても坂道で大変なのに。
妹はコナンをずっと読んでるし、お父さんはゲームしているし、お母さんは寝ている。とのことで暇をしていたようだ。姉の家の姿が手に取る様に見えてきて笑える。

僕はと言えば昼寝から起きてさあ仕事、という時だった。でも雨の中の来客がとても嬉しい。仕事なんかどうでもいいのでこの子に付き合おう。

アラヤシキの奥の部屋は、まだ掃除すらしていない手つかずの状態。そこを姪の隠れ家、別荘にしたらいいんじゃないか、という話を以前していた。
どうやら、彼女は今日その作業をやりたいという。なので二人でその部屋の掃除を始めた。前の持ち主が置き去りにした壊れたタンスとかストーブがあったのでそれを移動したり、掃除機をかけたりした。

30年以上の間むき出しだったボードの壁が、あまりにも汚いので「ペンキを買いにコメリに行こう」ということになった。そんな時姉と下の姪がおやつとお茶を持って、車でやってきた。

姪二人が揃ったことで彼女たちは野生モードにり、梁に登ったり冒険ごっこをしたりといつもの感じが始まってしまった。菓子を食べながら歩き回ったり、剣代わりの魚肉ソーセージを使って攻撃してきたりして、なんとなくここを脱出したくなったので我々はコメリに行った。

コメリに行って買い物して、マックでハンバーガーを食べて、リサイクルショップに行って、そして今日が終わった。
上の姪は僕ともっと遊びたがってくれたので嬉しかった。いつか全く近寄らなく日が来るかもしれないことを覚悟しておこう。