自転車旅行26日目：岐阜県飛騨古川～位山へ

とみちゃん日記 「ぱ・ぱ・ぱパンク」

2007年6月1日

昨日食べたカレーの残りを朝ごはんにした。あらたくんのリクエストでピーマンを入れていたのだが、カレーが緑色になっていた。夜は暗くて分からなかったが、グリーンカレーを食べているみたいでちょっと嬉しくなった。

コインランドリーで洗濯をした後、高山の先にある「道の駅モンデウス飛騨位山」へ向かうことになった。出発して間もなくあらたくんの自転車がパンク！原因は分からないが、チューブを見てみると2箇所穴が開いていた。石ころを踏んで破けてしまったのだろうか。とりあえず日陰に避難して、交換をすることになった。

二人とも交換をした経験が無いので説明書を見ながら少しずつ作業は進んでいった。最後の空気入れの段階で、全然膨らまない。おかしいな、でも入っているんだろう、ホントに入っているんだろうか？空気が漏れてる音もする・・・私達は不安に駆られながらも1時間くらい空気入れに奮闘していた。ある角度で空気を入れてみたらいきなり膨らむようになった。訳がわからないが、どんどん入っていく。無事にタイヤ交換が終了。

手動で入れる空気入れでは圧力が不十分。走っているとガタガタ振動がして足どりも重いとあらたくんが言う。高山駅近くの自転車屋で空気を入れてもらおうと考えたが、お店のおばあちゃんが「表に置いてある空気入れを使っていいよ」と言う。普通の空気入れだったが、なんとか空気をプラスしてまた私達は走り出した。

「麦ばたけ」というパン屋で昼食を買ったら、話が弾みソーセージゲソパンを頂いた。ありがとうございました。お店の人は「おやつにでも食べてね」と言っていたが、大食いの私達はおやつまで我慢できず昼食にプラスした。

モンデウス飛騨位山はスキー場でもあるので、98号に入ってから３ｋｍ程上りが続く。冬以外は人が来ないのだろうか？私達が到着したときには人っ子一人いなかった。道の駅も閉まっているし、寂しい印象を受けた。 隅っこにすっぽりとテントがはまるスペースを見つけた。

静かな夜だし、しんみりと「にごり酒」を飲むことにした。飛騨古川で買っていたにごり酒。甘口で飲みやすいけれども、私達は飲んべえではないので2口ほどでストップ。それでも酔っているみたいでグラスに注ぐ時にこぼしまくった。