初心者のための登山とキャンプ入門

自転車旅行20日目:岐阜県 平湯温泉から高山へ

高山の町並み

北アルプスを下る

2007年5月26日

拝啓お母さん。お母さんが買ってきてくれた90リットル半透明のゴミ袋は、かなり役に立っています。雨が降れば自転車の荷物をカバーし、荷物置きにもなり、荷を降ろした時突然の雨が降れば、ポイポイとそこに荷物をほうり込んで雨を防ぐ事が出来ます。とみちゃんにも何枚かあげました。喜んで使ってくれています。

高山駅

平湯キャンプ場から、平湯峠を越え、2.5キロもあるくそ長い平湯トンネルを越え、約30キロほど西に下り高山に到着した。途中川瀬豆腐店というところでおぼろ豆腐を食べた。「塩で食べると大豆の甘みが増す」という主人の言葉どおり、塩をかけた豆腐はうまかった。もともとの豆腐のうまさもあるにしろ、新しい食べ方を発見した。主人は面白い人で、忙しい人なのか、本当に忙しいのかわからないが、常にせかせかとしていた。こちらにしゃべる間が無く、笑うことしか出来なくなるのだ。店には坂東えいじのサインのみかざられていた。僕も坂東さんと同じ様にここの豆腐をうまいと思った。

飛騨高山

JR高山駅に到着した。テントを張るにはまだ時間が早かったので、公園に自転車を置き高山観光へと繰り出した。しばらく山で過ごしていたせいか、下界は息苦しく感じる。車も人の多さも。

高山の観光地エリアは色々な店がある。普通のみやげ物屋もあるが、どの店もなかなかシャレておりこだわりを感じる事が出来た。味噌屋、煎餅屋、着物屋、染物屋、木彫り屋、日本的なものもほとんどそろっていると言えよう。観光客に外人も多く目立った。高山の民芸品に「さるぼぼ」という赤い人形がある。子供のために作ってあげる人形だという。この人形が吊り下げられている神社があり、かなり怖かった。

「古い町並み」という観光エリアがここにはあるが、道が狭く人も多く僕には向かなかった。
この古い町並みより、一本道をはずれた現在の町並みの方がよっぽどリアリティがあり、生活感を感じ僕には良いと思われた。明日は高山の違うエリアを周ってみようと思う。

さるぼぼ2
飛騨高山ビッグアリーナでキャンプ
出発地 現在地 走行距離 走行時間 総走行距離 朝飯 昼飯 夜飯
平湯温泉 高山 38k 3時間 434.7k ジャガイモの味噌汁 パン 焼ソバ