初心者のための登山とキャンプ入門

自転車旅行24日目:岐阜県 白川郷から飛騨古川へ

今日の夜ごはん

2007年5月30日

僕はソフトクリーム屋になろうと思う。なぜならば、どこへ行ってもみんなソフトクリームを食べているからである。子供から大人まで、ばあさんから、眉間にしわをよせた段階の世代のおっさん達までもがソフトクリームを食べているのである。
歯が弱いお子ちゃまから歯がないおじいさんまで食べられるソフトクリーム。これしかない。
今後旅のテーマの一つとして「ソフトクリーム屋をどこに出すべきか」を入れていこうと思う。

高山に向け出発

昨日の夜は比較的暖かくて、寝袋をひざにかけて、外でランタンの明かりをつけて、好きな音楽を流して、夜空を眺めていた。まだまだ夜は寒く、暗くなるとすぐテントに入っていたが昨日は暖かかった。時が経ち暖かくなり、夜を楽しめるようになるのが待ち遠しい。

白川郷は二日周る必要もないと判断し、高山に戻る事に決めた。本当ならこのままどこかの方面へ抜けたい所なのだが、白川郷の場所の都合で戻る事しか出来ないのだ。来た道で帰るのを止め、アモウ峠を越え、ちょうどぐるっと円を描くように高山に戻る事にした。

朝早く起き、買い置きのパンを食べ出発しアモウ峠越えを開始した。予想していた通りものすごい角度で最初から最後まで自転車を押し続けた。峠の途中この旅で二人目となるチャリダーと出会った。顔は日本の南の方の顔をしていたが、何かカタコトだな?って思っていたらなんとその人はシンガポール人だった!シンガポールから福岡に降り、東京を目指しているらしい。何の目的で自転車で東京まで…。僕も同じ様なものだが謎は深まるばかりだ。もっと話をしたかったが、彼は素敵な笑顔を残し去っていった。シャカシャカとペダルをこぐ音が、静かな山に溶けて行った。

アモウ峠は標高千三百メートル近くあった。白川郷との標高差は700メートルほどもあり、頂上に到着したときはかなり疲れていた。そこで昼飯を食い、また700メートル下り、今は道の駅「アルプ飛騨古川」にいる。高山の少し北側にある。ここで「たんぼの湯」というすさまじい温泉に入ったが、それはとみちゃんに紹介してもらうことにする。

白川郷に無事に行って帰ってこれたので今日は牛すじ煮込みが夜ご飯だ。

飛騨古川の街並み
飛騨古川のたんぼの湯
出発地 現在地 走行距離 走行時間 総走行距離 朝飯 昼飯 夜飯
白川郷 古川 56k 6時間 576k パン パン 牛筋煮込み