初心者のための登山とキャンプ入門

ナナオのモニター FlexScan "SX2262W" のレビュー

ナナオのフレックススキャン

今月の3日でありますか、ナナオのフレックススキャンを買いました。
Flexscan sx2262w というモデルです。
思い出しながらの日記になっちゃいます。

ナナオのFlexscanのモニター
ナナオFlexScan SX2262W-BK

今まで使っていたLGだっけか、サムスンだっけか、
忘れちゃいましたがそのモニターがすごく嫌いでした。
もちろんLGもサムスンも好きなブランドですが、
使っていたのが2万円の安いモニターだったのです。

嫌いだった理由はなんというんでしょうか、
視野角が悪い、というのでしょうか。
モニターの見る角度によって全然画面の濃さが違うんですね。

僕は仕事で写真もいじくりますし、絵も描きますし(しょーもない絵)、
まあ仕事でそんなモニターを使っていた、というのもどうかと思いますが、
お金がないので3年はそのモニターを使いながら、
ストレスを溜めながら頑張っていました。
そしてまあまあお金に余裕ができたって言うんで、
今回ナナオのモニターを購入するに至ったわけです。

エディトリアルデザインの仕事をしているヤハケンに聞きました。
すると彼はナナオの FlexScan SX2262W をおすすめしました。
グラフィックデザイナーの田辺さんにも訪ねました。
「フレックススキャンでいいんじゃないか」、ということでした。
ついでに元グラフィックデザイナーの親父に聞きました。
「まあ、ナナオになるんじゃないかな」、ということでした。

俺は、色々な事に関して知らない事ばかりですが、
もちろんモニターに関してもわかりません。
自分の部屋にモニターを10台並べて選ぶのであれば、
素敵なモニターをチョイスできると思いますが、
ネットで情報を調べたり、電気屋の環境で眺めたりしたって、
それがズバリ良いぜ、なんて事にはなりません。
ということで、今回は自分の好みや意見は置いといて、
人まかせで行こう、と決意していたのです。

また色々なモニターを調べもしましたが、
おおくのメーカーが2から3万円の価格帯でモニターを販売しており、
そこから抜け出てお高いのはナナオのモニターだけでした。
正直2、3万円のモニターでベストなものを選ぶのは至難です。
じゃあ面倒だから値段が高めのモニターを買おう、よかろう、
というわけなのでした。

ナナオの FlexScan SX2262W が家に届きました。
モニターの性能がどうとか、そういうのはわからないので、
それ以外の様子を書いてみようと思います。

よっこらせ、と箱から出しますと、
重いぜ、と思いました。
ふらりと様子を見に部屋に入ってきた親父が言うには、
そりゃあ高いからには重いだろう、ということです。
事実はわかりません。

外観の話です。
想像より奥行きがありました。
仕事をしている机の奥行きが70cmはありますが、
モニターがちょっと近いなあ、なんて印象を持ちました。
これはモニターがくるくると回転するシステムを採用しているせいだと思われます。
モニター本体自体は5cmほどで厚くもないのですが、
それを支えている柱がモニター本体よりかなり奥にあるためだと見てわかります。
しかし、設置した時は近いなあと感じたモニターですが、
電源をつけるとそうでもないな、と思いました。
解像度が高いために文字が小さいので、
これくらいの距離が適当なんだな、と思いました。
70cmの奥行きの机がぴったりだと今では思います。

先程も書きましたが、モニターがくるくるとまわります。
前後にも上下にもまわります。
僕はまわしませんが、はじめは楽しかったです。

ガワの色はマットな、表面がざらついたブラックです。
PFUのプロフェッショナルJPの「墨」カラーと
ハーマンミラーのイスとマッチしています。
そんな感じの色ですね。

さて、モニターの具合ですが、
とても良い、素晴らしいという言葉以外見つかりません。
今まで見ていたモニターはなんだったのだろうか、という感じです。
今まできれいだと思っていたノートパソコンのモニターも、
もはや見るに耐えないものとなってしまいました。
ヤフーのウェブサイトのトップページを見て感動しました。
こんな色を使っていたんだな~、と。
デジカメで撮った写真達を見返してみました。
こんなにきれいだったんだな、と思い出にふけりました。

モニターの色の設定は、親父監修のもと行いました。
付属のアプリケーションをインストールし、
USBケーブルをつないで設定を行いました。
アプリケーションが完全には作動しませんでしたが、
色の設定は行う事ができました。

結局のところ、色の設定があっているかどうかはわかりません。
もとグラフィックデザイナーの親父の感覚なんて
あてにできないのです。
ここ数年ノートパソコンでエクセルをさわり続けているだけなのですから。。。
また僕の仕事は印刷をするようなものではないので、
そこまで厳密になる必要はないのです。
自分が納得できるように見えればいいかな、と思います。
いつか余裕があれば、
ヤハケンおすすめのキャリブレーションが出来るマシーン、
EasyPIXなんぞを買って色あわせをしようかなあなんて
企んでいるところです。

EIZO Easy PIX
ナナオ EIZO カラーマッチングツールEIZO EasyPIX

今のところはそんなところではないでしょうか。

毎日モニターの前に座るのがとても楽しいです。
目も以前に比べ疲れにくくなりました。
ネットサーフィンも以前より長時間楽しめます。
5万7千円の価値は充分にあると思います。
親父も、これは買って正解だ、と喜んでいます。

モニターには、いや世の中のもの全てに寿命はあると思いますが、
末永く付き合っていけたらいいな、と思います。