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audio-technica ATH-M50 / オーディオテクニカのヘッドフォンを買う

オーディオテクニカ ATH-M50

まえまえから買おうと思っていたオーディオテクニカのヘッドフォンを、とうとうあきらめて購入した。やっとこれでまともに音遊びを楽しむ事ができる。というのも、いつかの日記に書いたけれど、今までオーディオテクニカのオープンのヘッドフォンを使っていた。でもそれは音漏れがすごくて我が家で夜な夜な音楽を楽しむには無理があった。ヘッドフォンから出るシャカシャカの音で家族の睡眠を妨害してしまうのだ。

ということで、今回はクローズドのヘッドフォン。友人のレコーディング・エンジニアの小野Pに値段も手頃で良いのはありませんかと相談したところ、これなんて遊ぶのにいいんじゃない?と教えてもらった。そしてもう一つ、スタジオで使われていると言う「ATH-M30」も挙げてもらった。

その後僕もヨドバシに行き自分のiPhoneでヘッドフォンを試聴したんだけれど、その時はATH-M30の方に心が惹かれた。まあ値段がかなり安いってのもあるけど、ATH-M50に比べるとATH-M30は音がフラットな気がした。というかこの辺のしゃれた表現の仕方がわからないけれど、あんまり遊んでない音の感じ。そのままの音に近い感じ。一方ATH-M50はDJ用のヘッドフォンに近い印象を受けた。派手な印象。嫌いではないけど慣れない音。

そんなわけで僕は今まで使っていたヘッドフォンの音に近いATH-M30を買うつもりだったんだけれど、最終的にはATH-M50の方を選んだ。ズンズン言わせながらノリノリで音で遊ぶならこっちだなって思った。あとはデザインかなあ。

音について

良いと思う。今のところは満足。上と比べてしまうとえらいことになってしまうのでやめようと思うけど、僕が10年以上前から使っていた4,5万円くらいのオーディオテクニカのヘッドフォンと比べると遥かに良い、と思う。
というのもうすうす感づいていたんだけど、そのヘッドフォン、完全に寿命だった様に思う。ある時期から音に魅力を感じなくなった。以前は音にもう少し奥行きがあったように思うんだけど。今はすごく平ぺったい音がする。去年か今年の初めに1万円ほど出して修理をしたのに残念だ。というわけでATH-M50の音には満足。音で遊んでると楽しい。

側圧について

これも自分の持っていたヘッドフォンと比べる事になるけれど、側圧もそれより弱いと思う。でも、それでも2時間くらいしかつけていられないかな。もちろんそれ以上つけてはいられると思うんだけど、つけてから2時間も経たないうちに外したくなってくる。まあこれはしょうがない。ずっとつけていられるようなヘッドフォンが欲しかったけれどここは妥協。

音漏れについて

すごく満足。かなり大きな音でテクノを聴いて、姉に「聴こえるか?」と尋ねると「聴こえない」と返ってきた。シンセでかなりきつい音を出すと音漏れはしているようだけれど、それ以外の音は聴こえていないようだった。これで周りを気にせず夜な夜なダンスミュージックを楽しめる。

ATH-M50

ヘッドフォンの下の、鍵盤があるシンセは「X-station25」。先日その小野Pの家に遊びに行き、その時に借りていたマイクロンを返し、そして今度はX-station25を借りてきた。軽くてコンパクトで鍵盤があって、しかもいじくりがいのあるツマミがたくさんで楽しいシンセ。

それにしても音楽が好きな人はすごい。まあ小野Pが特別なのかもしれないけれど、あの人は、同じ部屋にいる僕にかまいもせずずっと音で遊んでいた。前回は確か一人でもくもくと曲を作っていた。クレイジーだ。こう言う人を間近でみていると、自分がいかに凡人であるかが良くわかる。

けど、こうゆうのって何だか小学生の時を思いだす。友達んちに遊びに行って、ほとんど話しもせずにひたすらマンガを読んで帰ってくるような。

ということで、ATH-M50を買ったよ、と言う日記でした。