初心者のための登山とキャンプ入門

iPhone 4Sを登山 "御岳山" でテスト

iPhone 4Sのコンパスを登山中に使用してみる

iPhone 4Sは登山を面白くしそう。バッテリーは課題。

先日買ったばかりのauの携帯「iPhone 4S」を持って、奥多摩の御岳山で登山をしてきました。御岳山に登るのははじめてですが、宿坊や滝行の話しなど、信仰の山としてテレビで放映されているのを何度か見た事があります。
御岳山ではケーブルカーを使わず、登山道を登って調査をしてきました。

auの電波のこと

auのiPhone 4Sを契約の際店員さんが「iPhone 4Sは周波数が通常のau携帯と異なり、田舎、山の周辺など繋がりにくいことがある。(今アンテナ工事中で、来年の4月には終わる)」というような事をおっしゃってました。
僕の中では御岳は完全に山で、田舎だろうと考えていましたが、御岳では問題なく電波が繋がりました。登山中にもちょいちょい電波を確認しながら登っていたのですが、御嶽駅から御岳山の麓、そこから山頂まで県外は一度もありませんでした。
まあでもさすがに御岳山は超観光地なので繋がらない事は無いかもしれませんね。次回はもうちょっとマニアックな山で調べてみようと思います。

それと中央線の車内でで「Sky FM」や「DI Radio」というラジオをずっと聴いてました。誇張ではなく、一度も圏外で音が止まる、ってことはなかったです。「Youtube」も問題ありませんでした。ただしこれは前の日記で書いたように、解像度の低いバージョンで、音も映像も荒いです。

GPSについて

GPSの感度も素晴らしかったです。登山をしながら自分の位置をグーグルマップで確認していたのですが、、ほとんどと言っていいくらい的確でした。
これがあれば登山用のGPSいらないじゃんって感じですが、さすがに御岳とか他のメジャーな山以外でauの電波は無いと考えられるので、iPhone 4SをGPSとして利用するなら「Field Access」や「DIY GPS」などのアプリを利用する必要があると思います。この2つのアプリは、地図データをキャッシュしており、自分で予め用意しておけるので、auの電波が入らないところにいても自分の現在地を示してくれるようです。もちろんそれだけでなく、自分の行動も記録する事ができるという優れた機能を持っています。

iPhoneのGPSはしっかりと現在地を示している

(iPhone 4SのグーグルマップのGPSは自分の現在地を正しく表示してくれた。御岳山なら地図を拡大すれば登山道も確認することができる。)

バッテリーについて

移動の合計4時間、ラジオや入れてある音楽を聴きっぱなしで、登山中にはiPhone 4Sで写真を20枚くらい撮りました。あとは電車の乗り換え案内をしたり、人にメッセージを送ったり、iPhone 4Sを使いまくった一日だと思いましたが、家に帰って確認すると、バッテリーは三分の一弱残っていました。思ったより余ったなあ、と思いましたが今後はバッテリーについても考えなければならないなあと思います。日帰りの登山ならこれで良いのだと思いますが、1泊してしまうと確実にアウトですね。それと上記の地図アプリを登山中に動かしたらバッテリーは1日もたないと考えられます。バッテリーは、課題ですね。

今回のiPhone 4S仕様調査はこんなところです。次回はバッテリーのもたせかた、充電、それと登山用のアプリを使ってどんなことができるか。そんなことを試してみたいと思います。ではでは。

御岳山のそば

↑この写真はiPhone 4Sで撮った写真です。