IE8 Respond.jsでバグ・クラッシュ。HTML5の更新作業にて。
たまには技術的な事を。というか技術なんて持っていないんですけどね。いつもウェブサーフィン頼みです。でも特別に日記に書くことも思いつかないので書いてみようと思います。
2ヶ月ほど前にXHTMLで作っていたサイトをHTML5に更新したのですが、それから何かがおかしい。アクセス数が確実に減ったんですね。どどどんと。そのHTML5に更新する前のものと比べて。まあそれでも、おかしいなあなんて思いつつも、2ヶ月間ぼーっとしていたんです。更新の際にディレクトリとかもいじくったし、そんな影響もあったんだろう、まあ覚悟していた事だ、なんて思いながら。
でも今日ちょっと気になって原因を究明しようって事になりました。朝からグーグルアナリティクスを使って、HTML5更新以前のサイトのデータと現在のデータの比較、それと1年前の同じ時期のデータとの比較なんかをしました。
んでざっと色々なデータを比較していたのですが、なかなか原因が見つからない。一定のキーワードが検索をされなくなったとか、順位が下がったとか、ディレクトリから消えたとか、そう言った理由は見つかりませんでした。
んでもうちょっと探ってみると、なんと怪しいデータを発見。ブラウザです。IEの8なんです。
IE8のみのアクセス数が激減
おかしいんですよ、IEの8だけ。9とか7とか6とかからのアクセス数は徐々に減少してきているけども、8の挙動だけがおかしい。そのHTML5にサイトを更新した辺りから、IEの8だけのアクセスが急激に減ったんですね。
まあそれで怪しいのはこいつだ、って見当をつけたんで、IE8を立ち上げてサイトを確認したわけです。でも何の問題もないのですよ。本当に。っていうかそれは当たり前で、HTML5の更新作業の時に散々IE8でチェックをしたわけだから問題があるわけないんです。ってことは世の中のIE8人口がき急に減ったのかも。
まあそんな事はありそうもないので、IE8のバージョンの問題じゃなかろうかと思い、XPが入ったノートパソコンにIE8の古め?のバージョンをインストールをしてそのHTML5のサイトをチェックしたんですね。
res://ieframe.dll/acr_error.htm
びっくりですね。どのページもクラッシュ!アクセスができないんです。画像が見えないとか、見え方がおかしいとかそんなレベルじゃなくて、完全にアクセスができないんですよ。アドレスバーに表示される文章はこんな感じ。”res://ieframe.dll/acr_error.htmlの後にサイトのアドレス”
Respond.jsが怪しい
こいつだ!ってことでこのres://ieframe.dll/acr_errorを検索。すると外人さんのサイトにQアンドAがあって、「Respond.js」のせいじゃなかろうか、という様な事が書いてありました。そしてHeadに入れた「Respond.js」を取り除いて更新。すると、なんと普通にサイトにアクセスができました!いやーめでたい。こんな単純な事だったんですね。
まあはっきりとした原因はわからないのですが、恐らくは「Respond.js」の問題だと思うんですね。IE8の古いバージョンと相性が悪かったのかも知れません。僕が思うに「Respond.js」の新しいバージョンを使用すれば問題は修復されているように思います。
まあこれでそのアクセス数が減った原因を突き止めて修復をしたわけなんですが、結果はまだわかりません。結局僕のサイトの質が落ちて見にくくなったとか、重いから、とかそんな理由でアクセス数が減ったのかも知れません。数日後にもう一度確認しなければなりませんね。
それともう一つ。2ヶ月間、グーグルアナリティクスも確認せずにぼけーっとしてたのが今回の失敗の原因ですね。もうちょっと早く気づくべきでした。この間に逃した訪問者は相当の数に上ると思います。もったいない。これが原因で検索順位も下がる可能性がでてきますからね。
ということで、今日はドキドキして眠れないかもしれません。2ヶ月前の様に、インターネットエクスプローラー8からのアクセスがいっぱいあると嬉しいな。よってらっしゃいみてらっしゃい。いらっしゃいいらっしゃい、って感じ。IE8の古いバージョンを使っている方、いっぱい来て下さいね。待ってます。