初心者のための登山とキャンプ入門

Nikon DK-17Mとニコン銀座のサービスセンターでローパスフィルターの掃除

DK-17Mを装着したD700

冬で寒くてほとんど外にも出ていなくて、その間写真を撮る機会は少なかった。去年購入したNikonのD700もずっと眠っていた。けれど4月になり少し暖かくなると、外に出る機会が増えそして写真を撮る機会も増えてきた。

D700カールツァイスDistagonT*F2/28mmZF.2のコンビは相変わらず。登山ではいつも片手でつかみながら歩いている。写真の腕は、まあ努力も研究もしていないので一向にあがっているとは思えないけど、マニュアルフォーカスでもピントを合わせる技術が多少はあがったと思う。多分、オプションで買ったマグニファイングアイピース「DK-17M」のおかげだと思う。

マグニファイングアイピース「DK-17M」

DK-17M
ニコン マグニファイングアイピース DK-17M

D700にDk-17Mをつけた当初は、あんまり変わらんねーと思った。1.2倍ってことで多少見やすくなった感はあったけれど、それでもマニュアルでピントを合わせるのに難しい事は変わらない。

けれど久々に最近、試しでもともとついていたアイピースに戻してみた。そしてファインダーを覗くとあまりの小ささにびっくり。どこかのサイトに「一度使うと手放せない」なんて事が書いてあったけど本当にその通りだと思う。DK-17Mに慣れてしまうと、怖くてもう元には戻れない。
そんな事もあって、最近ピントがあうようになってきたのはDK-17Mのおかげだという事がわかった。

ニコンのサービスセンターでローパスフィルターの掃除をしてもらう。

駅で言うと銀座と東銀座の間くらいだろうか。初めてニコンのショールームに行き、そしてローパスフィルターの掃除をしてもらった。どれだけレンズの掃除をしても写真に写るゴミが取れないので、諦めてプロの力を借りる事にした。

カメラに詳しくないのですごくドキドキとしていた。第一ゴミなんて取ってくれるのだろうかと。「はい、じゃあセンターに送って検査してみますね。一ヶ月くらいかかります。」なんて言う感じのところかと思っていた。ただの良くある、メーカーの窓口的な場所だと思っていた。

けれどその僕の予想とは違って、ニコンプラザ銀座ショールームのサービスセンターはどちらかと言うとお医者さん、そんな様なイメージを持った。
ショールームにある2階のサービスセンターに入ると、まずは自動の番号札をとる。役所みたいな感じ。故障や質問ウェルカムです、という姿勢が嬉しかった。

平日で客も少なかっただろうけど僕の待ち時間は10分ほど。そこで僕の番になりカメラの症状を告げる。ニコンのスタッフさんは軽くカメラの検査をしてくれて「ローパスフィルターにゴミがありますね」と言った。そしてそれを掃除してもらうようお願いした。

保証期間も終わっていたので、ローパスフィルターのお掃除料金は1000円。待ち時間は1時間ほど。それを待つ間銀座をうろついたり、リンガーハットでちゃんぽんを食べた。

ローパスフィルターの掃除は無事に終わった。何だかD700を風呂に入れてあげた様な気分で嬉しい。また写真を撮りたくなった。
ニコンのサービスセンターは素敵なところだった。スタッフさんも素敵だったし、カメラの知識のない僕にも丁寧に対応してくれた。こんなんだったら、カールツァイスのレンズじゃなくてニコンを買えば良かった。なんて事もちらっと思った。