初心者のための登山とキャンプ入門

韓国人の女の子について

朝学校に着くと、皆の話題は昨晩の地震についてだった。僕と同じように、皆かなり驚いたようである。コリアンのハナは心臓がドキドキして寝れなかったと言っていた。なんでかわわからなかったが、僕のマンションはコンクリートなので安全だと言ってくれた。そして僕は安心した。

インターミディエイトのクラスについて

最近の僕のクラスの事を書こうと思う。今僕のいるインターミディエイトのクラスの人数はかなり多い。キャンベル語学学校の中で一番ビッグなクラスである。理由はインターミディエイト2の生徒がインターミディエイト1に合流したこと。理由は2の先生がホリデーだかなんだかでだ。そして全然帰ってこない。また休暇をとっていた生徒が戻ってきたり、エレメンタリーから上がってきたりして、計15人くらいはいるのではないだろうか。ものすごい数だ。
先生のレイチェルは相変わらずアグレッシブで面白い授業をするが、全体的に若干授業のレベルが低くなったような気がする。もともとこのクラスには優秀な生徒達が多くいて授業の内容は難しかったが、彼女らが上のクラスに上がってしまったこともあり、授業の内容が簡単になったと想像できる。もちろん今でもついていくので精一杯だが、こうなると上のクラスに行きたくなる。レイチェルのクラスは好きだけれど、上を見てみたい気もしてきた。

今日は学校が終わるとマチとアイヴァン家に行き英語のレッスンをした。都心から少し離れたジョンソンビレは田舎で気持ちが良かった。ジョンソンビレから戻るとスーパーでチキンを買い、それとご飯で食べた。チキンは2ドルと20セントほどである。しかし完全に飯の方向性を失っている。カット野菜でもあれば炒め物も作る気になるが、そんな便利なものはない。デリコーナーがありメニューもまあまああるのでしばらくはこれで食いつなごうと考えている。

リブとビビアン。

この二人のコリアンガールについて書こうと思う。数いるコリアンガールの中でもとりわけ仲がいいのがリブとビビアンだ。二人とも23歳かそこらで大学生だ。
リブは以前僕に、韓国の教育について話してくれた女の子。性格は非常に明るい。使い方がわからない言葉だが、天真爛漫とでも言うだろうか。感情の表現が豊かな子だ。良く笑い誰とでもフレンドリーになれる様な子で、毒がない、とでもいうだろうか。話せば10秒で仲良くなれる様な子だ。このタイプの女の子は日本で見つけることはまず難しい。いや、若い子にはいるかもしれない。しかし貴重な存在だ。
一方ビビアンはアネゴ肌である。僕から見ても頼りになるお姉さんという感じで、何かあれば相談したくなるような子だ。一見ツンとした感じを受けるかもしれないが、話すとよく笑うし、周りに気を配れる子だ。彼女がいたおかげで、新米の僕はクラスになじむことができたし、クラスの席が隣りなのでいつも僕を助けてくれた。残念ながら彼女は上のクラスに上がってしまった。そう、それと彼女は"少女時代"の足を持っている。

他の韓国人の女の子の事は詳しくわからないが、この二人の特徴として、良く食べ物を人に分け与える。僕はしょっちゅうビビアンから昼のおかずを貰っているし、リブは持ってきたフルーツを切り分け皆にすすめている。そして今日は大量のビタミン剤もくれた。韓国の文化として皆で食べ物をシェアするというのがあるらしいが、それにしてもこの子らの行動を見ていつも心が暖かくなる。

また2人とごく簡単な日本語も話すことができる。高校で日本語のクラスをとっていたようで、ひらがなも書けるし、日本映画も大好きなようだ。そしてスキンシップも多い。リブなんてしょっちゅう僕にもたれかかってきたりする。友達の女の子がもたれかかってくるなんて、幼稚園とか、小学生低学年くらいでしか考えられない。スキンシップに慣れていないので、はじめはびっくりしてよけそうになったほどだ。まあ今でもびっくりする。ちなみに、リブの彼氏は僕のそばで昼飯を食べていたりする。まあそんなのは関係ないらしい。

一方リブに比べビビアンのスキンシップは少ないと思うが、ビビアンは授業中に僕の肩にヒジを乗せ、しばらくの間ほおづえをついていたことがある。僕はそれにとても感動した。自分の肩を利用して頬杖をつかれるなんて初めての経験なんだ。そしてその行動があまりにも自然過ぎるので、嫌な気はまったくしなかった。さすがアネゴ肌である。そういう姿がとても似合う。

僕はこの二人のコンビが好きである。なんというか、バランスがいいし、この二人がいて学校がある、とさえ思ったりする。それくらい、二人は今の僕の生活の中で重要なポジションにある。しかし僕の前に二人は学校を去るであろう。そう思うと寂しい。先日学校を去ったキムも、ビビアンとリブに会えなくなると思うと寂しい、と言っていた。(3/2 end)